LINEリサーチは、日本全国の高校生を対象に「ふだんどのような方法でニュースをチェックしているか」「どのようなジャンルに興味があるか」などについて調査を行った。
ニュースのチェック方法トップは「テレビで」
ニュースをチェックする方法について聞いたところ、男女ともに約7割が「テレビで」と回答。次いで「Twitterで」が続いた。
「ニュース系サービスの『サイト』で(Yahoo!ニュース、LINE NEWSなど)」「YouTubeで」も上位にランクイン。「ニュース系サービスの『アプリ』で」と回答した人の割合は、女子高生と比べて男子高生の方が高かった。
チェックしているジャンル、男女でトップ回答に違いが
ニュースをチェックしている高校生に、どんなジャンルをチェックしているか聞いたところ、全体トップ3を「天気・気象・災害」「国内(日本のできごと)」「文化・芸能・エンタメ」が占め、いずれも6割を超えた。
男女別に見ると、女子高生のトップ回答が「文化・芸能・エンタメ」であるのに対し、男子高生のトップ回答は「国内(日本のできごと)」だった。
8割強が気になるニュースを自分でも調べる
ニュースをチェックしている高校生に、「気になるニュースがあった場合、さらに自分でそのニュースのことを調べるか」「調べる場合の方法」について質問。全体の88%が「気になるニュースがあるとさらに自分でも調べてみる」と回答した。
調べる方法は男女ともに「検索サイト/サービス(Google/Yahoo!など)で検索して調べる」がトップに。2位は「Twitterで調べる」、3位は「テレビをチェックする」だった。
学年別に見ると、低学年において「テレビをチェックする」と回答した人の割合が高く、1年生では4割を超えていた。
8割強の高校生が「ニュースの内容が本当かどうか分からない」と感じることがある
チェックしたニュースや誰かが投稿・発信した情報について、「内容が本当かどうか分からない」と感じる高校生の割合は89%で、そのうち74%の高校生は、そう感じた後に何かしらの方法で情報を確かめていることが分かった。
「内容が本当かどうか分からない」と感じた時にしていることを聞いたところ、「他のところでも同じ内容のニュース・書き込みがあるか調べる」が全体トップに。男女別に見ると、男子高生のトップは「『情報源』が何なのか/信頼できるか調べる」だった。
また、「Twitterでチェックする」と回答した人の割合は男子高生よりも女子高生の方が高く、高校1年生の女子高生では約3割を占めた。
【調査概要】
方法:LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
対象:日本全国の高校1年生~3年生の男女
時期:2021年5月19日(水)~2021年5月20日(木)
有効回収数:1,050サンプル
※表/グラフ中の数字は小数点以下第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならない場合や、同じパーセンテージでも見え方が異なる場合がある
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