ツール導入後、ROASが211%→450%に大幅アップ
――「AdScale E-Commerce」導入により成果が出た事例があれば、教えてください。
飯野:リンク社が運用するブランド古着買取販売サイト「BAZZSTORE」では、導入後のROASを大幅にアップさせています。(プレスリリース:ブランド古着買取販売「BAZZSTORE(バズストア)」でECサイト向け全自動化マーケティングプラットフォーム「AdScale E-Commerce」の国内初テスト運用開始)
「BAZZSTORE」ではShopifyを導入して以降、Googleショッピング広告の運用のみで売上を伸ばされていましたが、コロナ禍によりさらにEC売上を拡大させたいと考えたとき、そこに割けるリソースとデジタル広告の知見が不足している状況に悩まれていたそうです。
そんなとき、全自動でマーケティング最適化できる「AdScale E-Commerce」の話を聞き、すぐにテスト導入を開始してくださいました。
昨年8月から1ヵ月にわたってキャンペーンを実行したのですが、その途中でGoogle検索広告の導入も開始でき、それを機に受注が大幅に増加しました。
結果的にトライアル前と比べて広告アカウント全体のROASが、211%から450%へと大幅に改善させています。
飯野:また「AdScale E-Commerce」は現在、世界60ヵ国で3,000ECサイトでの利用実績を持ち、導入企業の平均パフォーマンス改善率は30%、平均ROASは1,000%を実現しています。
「IT導入補助金2021」に認定、ツール導入時に最大150万円未満の補助金が付与
――最後にECサイトオーナー、広告代理店の方に向けてメッセージをお願いします。
飯野:冒頭でもお話しましたが、ShopifyをはじめECプラットフォームを活用してECサイトを開設される企業は今後も増えることでしょう。同時に、開設した後の集客や収益拡大の重要性というのもますます高まっていくはずです。今後は「AdScale E-Commerce」がその一助を担えるように展開を進めていきたいと考えています。
一方で中小企業においては、導入したくてもコスト面で躊躇される面もあるかと思いますが、このたび「AdScale E-Commerce」は「IT導入補助金2021」対象のITツールに認定されました。
経済産業省が実施している中小・個人事業者向けの制度で、一定の条件を満たす必要があるものの、ツール導入費用の50%、最大150万円未満の補助金が付与されるというものです。
これによってコロナ禍でEC化を急がないといけない中小店舗や、代理店にお金を払うのが難しい企業における導入ハードルも下がったのではと思いますので、ぜひ身近な選択肢として感じてもらえれば嬉しいです。
<編集部コメント>
知識がなくても簡単にEC集客のためのデジタル広告が始められ、広告出稿後も予算配分や入札、ターゲティングなどを自動最適化してくれるという「AdScale E-Commerce」は、コロナ禍を機に急遽ECを立ち上げたものの、広告施策に割く時間やリソース、専門性が不足していると悩まれている企業にとって強い味方となりそうです。BI機能を使った細かなストア分析により、新たな気づきも得られるのではないでしょうか。
代理店機能が実装されたり、TikTokへ配信が可能になったりと、活用の幅がさらに広がっていく「AdScale E-Commerce」の今後に注目です。