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大手IT企業からレガシー業界へ!異業種経験とテクノロジーで切り開く「RENOSY」の未来

点ではなく面でプロジェクトを遂行する

――GA technologies だからこそ経験できたエピソードなどあれば聞かせてください。

木原:不動産体験のタッチポイントをすべて自社でもっているのがユニークなポイントで、リアルな側面もテクノロジーの側面も1つの会社で動かせることです。つまり点ではなく面でプロジェクトを遂行できるのは貴重な経験だと考えています。

 加えてまだ小さい会社なので、1つのプロダクトに対して関わる業務範囲が広くあります。自身の経験値が薄い業務に関しても遂行するため、困難にぶつかることは多々あるでしょうが、業務縦割りの環境より経験値は積める環境だと感じましたね。

 それと個人的には、ユニークな人たちと出会えたことが1つの財産になっています。広告業界にいたら絶対に会えなかった人に沢山お会いして日々刺激をいただいています。

木原:GA technologies に入社して数日後の出来事なのですが、社内のコミュニケーションツールとして使っているSlackに社長の樋口が「ゴミ箱がいっぱいだぞ!」と注意していたのが、僕の中でかなり衝撃だったんですよね。それに対してメンバーが「すぐ対応します!」と即レスしていました(笑)

 それの何が? と思うかもしれませんが、社長が執務エリアのゴミ箱までチェックするってことは、細部にまで目が配られている会社です。会社のビジョンやミッション、業績も重要ですが、「人としてちゃんとする」というところが好きですね。

2023年に向けての土台を作る

――最後に、組織や事業の今後の展望についてお話しください。

木原:2023年に向けての計画があるため、来年中旬にかけてはオンライン化、デジタル化の土台をしっかり作っていきます。我々が考えるミッション、ビジョンへ向けて大きく羽ばたくために今はしっかり環境を整えなければいけません。その上で2022年の半ばくらいからはより顧客体験にわかりやすくヒットする仕掛けを作っていきます。

 採用の観点で言うと私が求めているのは、自身の経験をこのアナログな不動産業界にどう当てはめたらおもしろいことができそうか? 感動が生まれそうか? こういったことを考えて実行してくれる人。不動産に関する知識というよりかはユニークな考え方をもつ人を重視していますので、ぜひ一緒に挑戦していけたら嬉しいです。

 先ほども言いましたが利便性の波には逆らえません。非常に難しい業界ですが、利便性をとことん追求してプロダクトやサービスで顧客体験を変え、結果的に不動産業界を変えていこうという野心をおもちの方、ぜひお待ちしています。

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「テクノロジー × イノベーションで、人々に感動を。」を経営理念に、現在は不動産領域を中心に事業展開。GA technologiesは不動産業界の課題に対して、テクノロジーを軸に業界のDX化を推進しています。
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この記事の著者

畑中 杏樹(ハタナカ アズキ)

フリーランスライター。広告・マーケティング系出版社の雑誌編集を経てフリーランスに。デジタルマーケティング、広告宣伝、SP分野を中心にWebや雑誌で執筆中。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2021/09/29 11:30 https://markezine.jp/article/detail/36884

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