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BtoBマーケティングの開拓者たち

【実践編】BtoB×SaaSにおけるPR・ブランディング戦略

左脳と右脳の融合がマーケティングの未来になる

田中:最後の質問です。先ほども、BtoB×SaaS領域の盛り上がりについてお話ししましたが、まさにこれから成長していきたい、そのためにPRやブランディングを強化していきたい、という企業は少なくないのではないかと思います。これまでの経験を踏まえたアドバイスをお願いいたします。

藤原:「差別化と浸透ができているかどうか」が重要ではないでしょうか。つまり自分たちの強みが何かを明確にし、それを言語化して伝え続ける。それがだんだん浸透していくことで、結果につながっていくのだと思います。

 テクノロジーを活かしたマーケティングには次々とイノベーションが起きています。もちろん大いに活用すべきですが、情緒的な部分もセットすることで、テクノロジーの強みがより活きてくるはずです。おしゃれなブランディングをしたいとは思っていないですし、逆に数字だけを見て、他はどうなってもいいというのも違います。左脳と右脳の融合した世界を作ること。それがマーケティングの未来になるのではないかと考えています。

田中:ありがとうございます。浸透というキーワードからドラッカーの言葉を思い浮かべます。ドラッカーは企業の目的を「顧客を創造すること」としており、新しい世界観や価値を浸透させていくことの多いBtoB×SaaSにはぴったりの言葉です。ぜひマーケターには積極的にPRやブランディングを導入していただき、日本国内のみならず、世界中に浸透する企業やサービスへと発展していってほしいと思います。

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この記事の著者

田中 幸司(タナカ コウジ)

ビルコムへ入社後、BtoB企業へのPRコンサルティング、戦略策定、コンテンツ企画に携わる。その後、BtoB SaaS「PR Analyzer」事業の法人営業、マーケティング、オペレーション統括を経て、現在は代理店事業のマーケティング、インサイドセールスを担当。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2021/10/27 16:51 https://markezine.jp/article/detail/37582

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