キリンホールディングスは「責任ある飲酒に関するグローバルマーケティング指針」を策定した。
同指針は「キリングループCSVパーパス」の1つである「酒類メーカーとしての責任」の取り組みの一環だ。法令・社会規範の遵守を表明した内容のほか、製品表示や広告宣伝に関する原則を明記。具体的には「大型商品広告看板や街頭広告は、小・中・高校の周辺には設置しません」「禁酒や節酒することを否定せず、飲まない人の立場を尊重したコミュニケーションをとります」などの内容を盛り込んでいる。
同指針は、キリングループが行う責任ある飲酒に向けたマーケティング活動に関わる全従業員やパートナーを対象とし、チャネルやメディアを問わずデジタルを含むあらゆる形態のブランドマーケティング・広告・ブランドコミュニケーション・プロモーション活動に適用していく。
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