2025年にはカーボンフットプリントの排出量を50%以下に
――お客様に対しサステナブルの理解や浸透を推進するために行っていることはありますか。
店頭とWebでサステナビリティレポートの提供を行っています。ただ、レポートを提供するだけでは専門的でわかりにくい部分もあると思いますので、店頭では浮世絵風のパネルを設置し、視覚的にカーボンフットプリントの削減がどのように行われているかを伝えています。パネルがあることで、お客様との会話のきっかけにもなっています。

――最後に、今後の展望を教えてください。
売上などビジネス上の目標を達成しないとサステナブルなビジネスモデルとは言えないので、商品とサービスに向き合いながら、しかるべきお客様に対しマーケティングを行っていきたいです。
20年から30年後を生きる次の世代のことを考えると、今がとても大切な時代ですので、ちょうど良い生活を提案していきます。気候変動への対策に関しても、環境負荷の低い商品を出すために、プラントレザーを開発しています。そして、2025年にはカーボンフットプリントの排出量を現在の50%以下にし、その中で得られた知見をオープンソース化して、人々が暮らしやすい地球にしていきたいです。