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MarkeZine Day 2026 Spring

特集:サブスクリプションの現在地

ニッチ&パーソナライズが加速日本のサブスクの現状

ユーザーにとっての生活インフラになれるか

――今後のサブスクに対する展望や予測を教えてください。

 まず、大企業とスタートアップが連携してサービスを拡大していく動きが加速すると思います。先ほどのHafHの例以外にも、カメラレンタルのサブスクのグーパスがビックカメラと協業してビックカメラ店舗で新品のカメラをレンタルできるテイクアウトレンタルの実証実験を行っています。このような事例は今後も増えていくと考えています。

 また、今年は日本発の代表的なサブスクが明確になる年だと思っています。そして、国内を代表するサブスクが登場したときに、企業のビジネスモデルの選択肢にサブスクが必ず入ってくるのだと思います。サブスク振興会としても、日本を代表するサブスクを生むための支援を行っていきたいと考えています。

 そして、これまでのサブスクはアイデアのおもしろさなどが注目されてきましたが、サブスクとはその顧客の生活インフラになり得るか、というビジネスモデルです。昔からある新聞も情報を必要とする人にとっての生活インフラとして機能しているからこそ、今なお定期購読する読者の方がいるのです。サブスク企業がある特定のライフスタイルのニーズを捉え、その人たちの生活インフラとなっていく。ライフスタイルが多様化する中で、ライフスタイルの切り取り方の数だけ、新しいサブスクサービスが誕生すると思います。

――では最後に、サブスク振興会としての今後の目標を教えてください。

 サブスク事業を新たに始めた人が増え、サブスク振興会の会員も増えておりますので、その方たちのサービス成長を今後も支援していきたいです。最近では、国内サブスクの先駆者の方々を公認サブスクリプションアンバサダーとして任命し、サブスク運営に役立つ講演などを行っています。

 今後も様々な取り組みを行い、会員の皆様のサブスク事業が成功する確率を上げていきたいです。

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MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

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MarkeZine(マーケジン)
2022/02/25 07:45 https://markezine.jp/article/detail/38347

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