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Braze導入3ヶ月で昨対MAU1.5倍!@cosmeの多様な入口をアプリで繋ぐアイスタイルの挑戦

導入から3ヶ月でアプリMAU1.5倍、DL数3倍に

MZ:導入から施策実施まで非常にスピーディーですね。成果の面ではいかがでしょうか?

木戸秋:アプリのダウンロード数は、12月の時点で約2~3倍まで増えました。アプリのMAUについても、それ以前と比べると1.5倍ほど増加しています。また、@cosme BEAUTY DAYのページへの送客も従来の約2倍と、短期間でかなりの手応えを感じています。

アプリ送客もあり、同イベントでは過去最高となる流通総額約11.3億円(EC 10億円/店舗1.3億)を記録した
アプリ送客もあり、同イベントでは過去最高となる流通総額約11.3億円(EC 10億円/店舗1.3億)を記録した

MZ:ツールとしてのBrazeの使い心地はいかがですか?

奥家:管理画面上で様々な設定ができる点が魅力だと思います。ユーザーのセグメントやABテストを手軽に行えるので、何をするとお客様に反応してもらえるのかが把握しやすくなりました。シナリオの設計も管理画面上で簡単にできて、配信後にどれだけの人が次のフローに行ったか、どれだけの人が行ってないかといったデータもすべて一つの画面内で見られる点が便利ですね。

伊藤:ダウンロード数などのコンバージョンも管理画面上ですぐに結果を見られるので、次はどのような施策を打てばいいか考えやすく、PDCAを高速で回すことができました。

池谷:以前はセグメントを切りたい場合は、エンジニアに依頼しなければデータを抽出できませんでした。高度なことをやろうとすればするほど工数が掛かる点も課題でした。しかしBrazeでは管理画面上から自分で設定できるので、スピーディーに施策の実行や意思決定が可能です。ABテストもリアルタイムで集計されるので、例えば1日配信してみて予想とは違う結果だったらどんどん差し替えていくというように、時間を掛けずに改善していくことができています。

同社 戦略企画本部 グロース推進室 池谷 あかり氏
同社 戦略企画本部 グロース推進室 池谷 あかり氏

奥家:ABテストによって様々な傾向もわかってきました。例えば、実店舗で過去にポイントを使ったことがあるお客様はポイント関係の訴求に反応する傾向があります。反対に、まだ買い物をしたことがないお客様には現品が当たるプレゼント訴求が効果的ですね。

伊藤:同じ訴求内容でも配信場所によって思っていた以上に効果が大きく違ってくることにも驚きました。また、ABテストによって、今どのカテゴリーが人気かといったユーザーニーズも把握することができています。それらを他の部署にも展開し、ユーザーのニーズに基づいてコンテンツを制作するなど、様々な場面で活用することができています。

アプリで@cosmeのイメージを一つに

MZ:最後に、今後の取り組みや展望をお聞かせください。

奥家:例えばラグジュアリーブランドのコスメが好きな方、プチプラのコスメが好きな方というように、好みに応じたより細かいセグメントを切った施策も今後は行っていきたいです。また、最近はパーソナルカラーがとても人気で、自分と同じ傾向の人のクチコミを見たいという要望も多いです。そういった情報の出し分けも行っていきたいですね。

伊藤:@cosmeに触れるきっかけは、メディアや店舗、ECサイトなど様々で、すべてのサービスを活用されているというお客様はまだまだ少ないです。お客様によって@cosmeのイメージもバラつきがあります。アプリで@cosmeの全サービスを認識してもらえるよう、回遊したくなる施策もやっていけたらと思います。

木戸秋:彼女たちが言う通り、今後も引き続き施策を続けていきたいと思っています。サービスのハブとなるアプリを引き続き成長させていければ、@cosmeをもっと強固なプラットフォームにできるのではないかと思います。アイスタイルは商品知識も、お客様についても現場担当のメンバーが非常によく理解してくれています。私は施策を実施しやすいようにサポートしつつ、データ・戦略・マーケティングのクロス思考で業務をしてもらえるような環境を作っていきたいですね。

MZ:本日はありがとうございました。

2022年最新「グローバル カスタマーエンゲージメントレビューレポート」

グローバル カスタマーエンゲージメントレビューレポート画像

 

このレポートは、Brazeプラットフォームのデータ、世界14か国1,500人のマーケティング意思決定者を対象に行なったグローバル調査の結果から、2021年に見られたカスタマーエンゲージメントのトレンド、成功企業におけるテクノロジー活用やチームについて明らかにしています。是非ダウンロードしてご一読ください。

 

※Braze社のページに遷移します。

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この記事の著者

平田 順子(ヒラタ ジュンコ)

フリーランスのライター・編集者。大学生時代より雑誌連載をスタートし、音楽誌やカルチャー誌などで執筆。2000年に書籍『ナゴムの話』(太田出版刊)を上梓。音楽誌『FLOOR net』編集部勤務ののちWeb制作を学び、2005年よりWebデザイン・マーケティング誌『Web Designing』の編集を行う。2008年よ...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2022/04/06 10:00 https://markezine.jp/article/detail/38519

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