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特集:あのマーケターに聞きたい、スキルアップとキャリアの話

ビジネス結果にこだわり「自分の型」を作る。Meta中村さん流・マーケターキャリアの築き方

 業界の第一線で活躍するマーケターは、どんな若手時代を過ごしてきたのだろうか。変化する時代に食らいついていくために、今マーケターが備えておくべきスキルとは何か。P&Gを経てFacebook Japanで執行役員としてマーケティングサイエンスを統括する中村淳一氏に聞いた。

※本記事は、2022年3月25日刊行の定期誌『MarkeZine』75号に掲載したものです。

“Grow or Out”の精神で自己成長とビジネス結果を追い求める

──P&Gの消費者市場戦略本部にて数々の有名ブランドを手掛け、現在はFacebook JapanにてFacebookやInstagramのマーケティングサイエンスをリードする中村さん。はじめに、これまでのキャリア形成において、意識してきたことをお聞かせください。

中村:ゴールは「自分の成長」だと思っていてキャリアはあくまでその結果だと思っています。前職のP&Gには15年間在籍していましたが、在籍期間中も毎年「この一年間でどこまで自分をグロースさせられるか」ということを考えていましたね。実は15年の間に転職活動をしたり、他の企業からオファーをいただいたりもしていたのですが、「P&Gに残ったほうが今は成長できるな」と考え、留まることを選択していました。選択時の基軸は、常に「自分がどれだけ成長できるか」でした。

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Facebook Japan マーケティングサイエンス ノースイーストアジア地域統括
中村 淳一(なかむら・じゅんいち)氏

慶応義塾大学経済学部卒。2002年に消費財メーカー、プロクター・アンド・ギャンブルに入社、消費者市場戦略本部に所属。柔軟剤ブランド「レノア」の日本立ち上げのコアメンバーや、剃刀ブランド「ジレット」や店舗営業チャネルシニアマネージャーを経たのち、2013年からシンガポールにてグローバルメディア、アジア地域ビッグデータ担当のアソシエイトディレクターとなる。2017年6月にFacebook Japanへ入社。

──中村さんにとって「自分の成長」とはどういうイメージでしょうか。

中村:マーケターである前にビジネスパーソンとしての成長を考えています。一番大事にしてきたのは、ビジネス結果にこだわること。自分の強みを使ってビジネス結果を出すために今足りないスキルを埋めていく感覚です。

 そのためには「自分に対する解像度を高める」ことが重要です。まず自分の特徴を洗い出し、それをどうビジネススキルとしての強みにできるかを考える。一見強みにならない特徴でも、他の特徴と掛け合わせることで強みになることがあるので、洗い出す際には現在強みとなっているものでなくとも大丈夫です。たとえば「共感力が高い」という特徴があったとします。それだけではビジネススキルとしての強みになりませんが、共感力の高さをコミュニケーション力と組み合わせると、インフルエンス力となり、ビジネスに不可欠なスキルとなります。そうやって自分を深く理解し、ビジネス結果にこだわって自分を成長させていくことは強く意識してきました。

──自分の成長の先にはやはり事業の成長があるのですね。

中村:そうですね。事業成長を前提としています。P&Gはビジネス結果にこだわる会社だったので、若い頃からそのマインドセットでした。3年目以降は自分のことを、野球で言う「FA選手」だと捉えて、1年契約だと思いながらビジネス結果を追い求めてきました。外資系でよく言われる「Up or Out」ならぬ「Grow or Out」の気持ちで、今も仕事をしています。

──2017年にFacebook Japanに移られたのは、P&Gでやり切った感覚があったからですか?

中村:成長し切ったと言い切れるわけではなかったですが、成長カーブがだんだんとゆるやかになってきたなと思ったのは確かです。業務内容もある程度一周できたので、これまでとは違うエリアの学びを得たいと思いました。

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この記事の著者

落合 真彩(オチアイ マアヤ)

教育系企業を経て、2016年よりフリーランスのライターに。Webメディアから紙書籍まで媒体問わず、マーケティング、広報、テクノロジー、経営者インタビューなど、ビジネス領域を中心に幅広く執筆。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2022/06/15 17:25 https://markezine.jp/article/detail/38589

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