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特集:あのマーケターに聞きたい、スキルアップとキャリアの話

業界重鎮の側で学び、激動の日々をチームで乗り越え――ユーザーライク戸口さんのキャリア現在地

 自宅のポストに花が届くサブスクリプションサービス「bloomee(ブルーミー)」を展開するユーザーライク株式会社。同社の取締役CMOを務めるのは、学生時代から複数のスタートアップで経験を積んできた戸口興氏だ。マーケティング業界の重鎮のサポートを受けながら学ぶという、マーケターなら誰もが羨むような環境にいる戸口氏は、大先輩の姿を見て、今どんなことを考えているのか。マーケターとしての成長と自身のキャリアについて、話を伺った。

※本記事は、2022年3月25日刊行の定期誌『MarkeZine』75号に掲載したものです。

スタートアップに身を置き、貪欲に「成長」を求める

ユーザーライク株式会社 取締役 CMO 戸口興(とぐち・こう)氏
1992年生まれ。法政大学理工学部卒業。学生時代よりRetty株式会社を初めとする複数のスタートアップ及びUXコンサルティング会社にてマーケティングやデジタルサービスのUI/UX分析業務に従事。その後、一部上場企業の新規事業にてCtoCサービスの立ち上げを手掛けた後、独立しEC事業を運営。事業譲渡し、2018年に当社参画。ブルーミー(bloomee)の事業全般を管掌。

――戸口さんはユーザーライク(当時クランチスタイル)に2018年にジョイン。現在は取締役CMOとして、お花の定期便「bloomee(ブルーミー)」のマーケティングを中心に、事業全体を見られています。キャリアを遡ると、学生時代から複数のスタートアップでの経験がおありですが、どんなキャリアプランを描かれていたのですか?

 今になって当時の自分を解釈すると、ビジネスマンとして活用可能な資源の量と幅を増やしたかったのだと思います。起業しようと思っていたので、とにかく力をつけたいと、ひたすらスタートアップでの経験を求めていました。

 現在のユーザーライクもそうですが、スタートアップは伸びなかったら終わり、という環境にいます。資金調達をした後、ランウェイ(企業がキャッシュ不足に陥るまでの残存期間)はマックス18ヵ月ほど。そこで事業を成長させることができなかったら終わりです。だから、僕だけでなく、どこのスタートアップも必死にキャッチアップしている。学生時代からそんな環境にいたので、事業もブランドも、担当しているものは何としてでも伸ばさなければ、という感覚がしみついています。

――良くも悪くも、自分の成長が事業の成長に“数字”としてダイレクトに表れる。厳しい環境だからこそ、成長のスピードは速くなりそうです。

 そうですね。スタートアップは組織も小さいので、現場が役員直下のことが多く、CMOのもとで知識や考え方を学ぶことができていました。ただ、それらの学びは、事業のフェーズや業界のカテゴリごとに分かれた断片的なもので、その時、その場を切り抜けるためのものでした。自分の中に積み上げてきた断片的なナレッジを繋げて、体系化できたのは、西口さんと出会った後のことです。

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この記事の著者

松崎 美紗子(編集部)(マツザキ ミサコ)

1995年生まれ。早稲田大学商学部を卒業後、新卒で翔泳社に入社。新入社員として、日々奮闘中です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2022/03/25 08:30 https://markezine.jp/article/detail/38591

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