クッキーレス・IDレスに対応したモバイルテクノロジー企業のOguryは日本法人の設立を発表。カントリーマネージャーに松本亮(まつもと・りょう)氏を任命したことを明らかにした。
Oguryは、インターネットユーザーのプライバシー保護とブランディング広告効果を兼ね備えた、Personified advertising(ペルソナ・ターゲティング広告)を開発。同広告は個人情報に依存することなく、ターゲットオーディエンスのペルソナ情報を軸に広告配信ができる。
松本氏はこれまで、L’Oréal、BMW、Philips、Johnson&Johnsonなどでブランドマーケティングやカスタマーマーケティングに従事。2014年からCriteoでアジア太平洋担当のマーケティング・マネージャーとしてCriteoの事業拡大に貢献したのち、コンテクスチュアル広告のGumGumにて、クッキーレス広告市場の拡大をけん引してきた実績を持つ。
同社は今後、組織の拡大をけん引し、パートナー企業との連携および日本企業の多様化するニーズに合わせた製品・サービスの提供を通じて、日本法人の事業拡大を目指す。特に広告主、媒体社、ユーザーの幅広いステークホルダーにとって形成される最適なエコシステムの構築や、組織の要となる人材の採用に注力をすることによってローカライゼーションを推進していく。
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