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メタバースビッグバン、次々に生まれる世界をどう活用すべきか?

マーケティング活用から考えるメタバース、7つの構成レイヤーと米国3大プラットフォーム事例

企業がメタバースを活用する理由とは

 以上、海外で現在メジャーな3つのメタバースでは、業種別に見ると、メタバースのマーケティングとしての活用は、音楽エンタメ業界、金融、投資、建築設計、不動産、ファッションブランド、スポーツが先行していることがわかる。

 それらに共通して言えることは、各社がメタバースを新しい世代との対話の場、商品紹介、体験の場、購入の場として取り組んでいることだろう。

 既存のデジタルマーケティングに置き換えると、ウェブサイト上のチャット、SNS等のコミュニケーション、ウェブサイトやスマホアプリ上の商品紹介、または商品購入の機会提供などの目的で活用しているということだ。その他にも企業として新しい取り組みを見せるための企業ブランドプロモーションの意図もある。

 先行しているメタバース3社を追うように日本を含め世界中でメタバースの活用に関する動きは活発だ。今回は、まずメタバースの定義から、海外のメジャーなメタバースに関してどういった企業がどういう目的で取り組んでいるか、実際の取り組み状況からまとめた。

 次回以降もマーケティング観点でのメタバースに関してまとめ、国内の有力メタバースについては、海外の状況より機能、特徴、活用例、活用企業等、深く掘り下げていく。国内でいかにメタバースをマーケティングに活用していくか、マーケティング担当者、マネージャー、経営陣にとって客観的な裏付け資料となるよう検証していきたい。

出典

●EMERGEN RESARCHメタバースビジネス市場:https://www.emergenresearch.com/industry-report/metaverse-market
●Gartner予想IT市場:https://www.gartner.com/en/newsroom/press-releases/2021-10-20-gartner-forecasts-worldwide-it-spending-to-exceed-4-trillion-in-2022
●The Metaverse Value-Chain:https://medium.com/building-the-metaverse/the-metaverse-value-chain-afcf9e09e3a7
●The Sandbox:https://www.sandbox.game/jp/
●Decentraland:https://decentraland.org/
●Roblox:https://roblox-jp.com/

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この記事の著者

山田 輝明(ヤマダ テルアキ)

NRIネットコム株式会社 クラウドテクニカルセンター 副センター長 兼 営業DX推進担当

2009年にNRIネットコムに入社。デジタルマーケティング事業を立ち上げ、特にGoogleアナリティクス、デジタル広告に関するビジネス拡大に注力。2018年にNRIネットコムから一旦退出し、株式会社MeeCapを設立、スタートアッ...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2022/06/15 08:00 https://markezine.jp/article/detail/39154

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