LIVE BOARDは、NTTドコモの「顧客理解エンジン」や「docomo data square」等を活用し、LIVE BOARDネットワークの対象となる全国約110の屋外ビジョンから旅行愛好者が集まるビジョンを分析し、割合が高いビジョンをランキング化した。
「顧客理解エンジン」と「docomo data square」とは、ユーザーの位置情報や興味関心等をNTTドコモの持つデータから抽出し、LIVE BOARDネットワークに含まれるビジョンの来訪者分析が行うもの。これにより、全国の約110ビジョンの特長を把握することが可能となる。
LIVE BOARD屋外ビジョンランキングの傾向は以下の通り。
上位は北海道が独占、TOP10圏内に福岡県が4媒体と南北の主要都市に集中
全国の約110の屋外ビジョンから旅行好きが集まるビジョンを分析した結果、1位 北海道・札幌_わたなべビル、2位 北海道・札幌_SABRO.TVと、TOP2は札幌が独占した。さらに、3位 福岡県・博多_サンライフホテル2、4位 福岡県・博多_ SNビル、5位 博多_博多どんたくビジョン、そして7位 福岡県・博多_CSビジョンと、福岡県・博多が4媒体ランクインする結果となった。
コロナ禍による観光客の増加
北海道は元々観光都市のため人口に対して道外からの来訪者が多く、自粛の緩和ムードによって増えた旅行需要の受け皿となり、旅行愛好者が集まったと予測される。さらに福岡・博多も同様の条件を持ち、福岡空港や博多駅の利便性によりビジネスマンなど空港利用者が多く集まる傾向が高いため、街全域における数値が上がったと考えられる。品川駅周辺も同様の条件により6位にランクインしたことがうかがえる。
【調査概要】
対象エリア:全国
対象者:「興味があるもの」「趣味」「直近3ヵ月でやったこと」「今後3ヵ月でやろうと思っていること」などの設問に対して、「国内旅行」「海外旅行」を選択した人、「海外旅行アプリ」のダウンロード履歴のある人、「空港Wi-Fiデータの飛行機利用者」履歴のある人
対象ビジョン:全国約110ヵ所にあるLIVE BOARD屋外ビジョン(docomo data squareによる調査)
データ対象期間:2022年4月
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