Twitterは2022年1月、広告配信の新たな手法として「サイト訪問数最適化」をリリースした。本記事では、サイト訪問数最適化を活用して成果を上げたカゴメの野菜ジュースブランド「つぶより野菜」の事例について、カゴメの田中氏と広告運用を支援するワンスターの持増氏、Twitter Japanの斉川氏にインタビュー。サイト訪問数最適化を導入した背景や活用の詳細、得られた成果について聞いた。
つぶより野菜が抱えていたTwitter広告の課題とは
MarkeZine編集部(以下、MZ):最初に、つぶより野菜が抱えていた課題について教えてください。
田中:つぶより野菜は定期お届けコースを中心としたD2Cブランドです。その中で課題となっていたのは、LTVの低下でした。
発売当初は、単価が他の野菜飲料と比べて高価格帯であるという理由から、60代から70代をターゲットに広告などを展開していました。しかし、「加齢によって商品を毎日飲むのが難しくなってしまった」と定期お届けコースの解約が起きるなど、LTVの低下につながるケースが散見されるようになりました。
そこで、ターゲットをもう少し若い世代にシフトすることを決断し、Twitterをはじめとしたネット広告の活用を始めたんです。ネット広告の運用に関しては、ワンスターさんに協力いただきながら日々パフォーマンスを改善しています。
MZ:今回、Twitterのサイト訪問数最適化を活用したことでパフォーマンスが改善したと聞いています。なぜ同プロダクトの導入に至ったのでしょうか。
田中:Twitterはターゲットの若年化を図る上で重要なメディアと捉えており、広告配信も積極的に行っていましたが、配信効率とパフォーマンスが不安定な状況でした。その中でサイト訪問数最適化なら課題解決につながるのではと、ワンスターの持増さんから提案いただきました。
MZ:持増さんから見て、カゴメのTwitter広告の運用はどのような状態だったのでしょうか?
持増:田中さんからも指摘があったように、不安定なパフォーマンスの改善が急務でした。特にCPCが少し高い印象で、CVRのムラにもつながっていました。そのため、サイト訪問数最適化を利用することで、CPCを引き下げ、CV数を拡大していきたいと考えました。
改善力とユーザー拡大がサイト訪問数最適化の魅力
MZ:Twitter Japanの斉川さんにお聞きしますが、サイト訪問数最適化はどのようなプロダクトなのでしょうか?
斉川:サイト訪問数最適化は、2022年1月にリリースされた新しい最適化プロダクトです。お客様のWebサイトに設置したタグが訪問者のサイト内行動を蓄積し、Twitterの保有する興味・関心データなどと突き合わせて類似した利用者に配信を最適化します。
MZ:持増さんから見て、サイト訪問数最適化にはどのような導入メリットがあると思いますか。
持増:「改善力が高い」「リーチが拡大できる」の2つのメリットがあると考えています。
1つ目の「改善力が高い」ですが、サイト訪問数最適化はWebサイトに設置したタグをベースに配信を最適化します。そのため、クリック最適化などの配信手法に比べてよりCVに近いユーザーへの配信最適化ができ、高いパフォーマンスの改善につながる可能性が高いです。
2つ目の「リーチが拡大できる」に関しては、サイト訪問数最適化の課金形式がCPM(1,000回表示あたりの単価)であることが大きく関係しています。CPC課金に比べてより安定した配信量が見込めるため、より柔軟な広告運用が可能になります。これにより、効率良く新しい利用者へ配信しつつも、CPCを引き下げることが可能になります。
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タカハシ コウキ(タカハシ コウキ)
1997年生まれ。2020年に駒沢大学経済学部を卒業。在学中よりインターンなどで記事制作を経験。卒業後、フリーライターとして、インタビューやレポート記事を執筆している。またカメラマンとしても活動中。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社
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