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広告から顧客体験を提供する場へ 「GROWTH」リニューアルから考える、今後のタクシー広告

欲しいものに出会うきっかけが生まれる場所に

──では、「GROWTH」のリニューアルの詳細に関して教えてください。

 今回のリニューアルを機に、新しいコンセプト「移動時間に、新体験を。」を掲げました。一方的にサイネージからコンテンツが流れるのではなく、お客様が自ら見たいコンテンツを選択できるようにし、移動体験をより新しいものにしたいと考えています。

 そのためにまず行ったのが、新型サイネージの実装です。旧型に比べて156%サイズアップし、Full HDの解像度で高精度に放映が可能なサイネージを開発しました。

新旧サイネージのサイズ比較(「GROWTH」媒体資料より)
新旧サイネージのサイズ比較(「GROWTH」媒体資料より)

 サイズアップしたことでサイドバナー・メニューバーを表示できるようにし、お客様によるコンテンツの切り替え、広告で紹介されている商品の詳細情報の表示などを可能にしました。

新サイネージ
新サイネージ

 また「GROWTH」オリジナルの情報番組「HEADLIGHT」の放映を開始しました。MCには、青木源太アナ・山崎怜奈さんの就任が決定しました。「知る、買う、出かける。新体験ぞくぞく。」をコンセプトに、タクシーの中で欲しいものや行きたい場所を見つけるきっかけを作りたいと考えています。番組内でのタイアップコンテンツの制作も可能です。

情報番組「HEADLIGHT」
情報番組「HEADLIGHT」

 そして、最後は乗車直後の待機画面に静止画広告を掲載できる「RIDE VIEW」の提供開始です。「RIDE VIEW」では、時間と曜日単位で素材の切り替えが可能なため、特定の時間に広告を掲載したいという企業におすすめのメニューとなっています。

不動産、金融、ラグジュアリーブランドなどの活用も視野に

──リニューアルによって、これまでと広告の活用方法は変わってくるのでしょうか。

 よりBtoC向けにビジネスを展開する企業様にも使っていただける可能性は高まったと思っています。タクシーユーザーの平均年収1,000万円以上の割合(都内)は、28%と非利用者の10%に比べて高い特徴があります。そのため、不動産や金融、ラグジュアリーブランドといった高単価商材・サービスとの相性も高いと考えています。

 サイネージが大きくなったことでよりブランドの世界観や商品・サービスを訴求でき、サイドバナーで詳細情報やQRコードを載せればお客様の興味関心を引き上げることもできます。

 また、テレビ局や動画配信サービスとのコラボレーションも検討しています。たとえば、ドラマの冒頭15分をサイネージで見せることで番組の告知にもなりますし、お客様にも楽しんでもらえます。メディアサービスに使える可処分時間は限られているので、タクシーの移動時間にコンテンツを見せたい企業からの出稿が増えると嬉しいです。

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普段タクシーに乗らない人も呼びこめる方法とは?

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この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2022/10/07 16:07 https://markezine.jp/article/detail/40097

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