ジェイ・ディー・パワー ジャパンは「dポイント」「Pontaポイント」「楽天ポイント」「Tポイント」「PayPayポイント」の利用実態や満足度に関する調査を実施した。
約9割が複数の共通ポイントサービスを併用
5つの共通ポイントサービスの併用状況について聴取。その結果「2つ以上の共通ポイントサービスを利用している」と答えたユーザーは86%を占めた。また、メインで利用している共通ポイントを過去に切り替えたことがあるかと質問。「ある」と回答したユーザーは72%に。
ポイント付与のタイミングには約4割が不満を示す
ポイント付与キャンペーンに対するユーザー評価を調査。その結果「キャンペーンで得たポイントが反映されるタイミングが早い」という項目に対し「そう思わない」「あまりそう思わない」の合計は41%に。この割合は、聴取した全4項目の「そう思わない」「あまりそう思わない」の割合としては最も大きかった。
総合満足度、トップは「楽天ポイント」
対象の5ブランドの「総合満足度スコア(※)」を算出して、総合満足度をランキング形式で発表。1位は「楽天ポイント(727ポイント)」だった。2位は1位と僅差で「PayPayポイント(721ポイント)」3位は「dポイント(687ポイント)」に。
※顧客満足度に影響を与えるファクターとして「ポイントの貯めやすさ」「ポイント確認のしやすさ」「ポイントの使いやすさ」「ホームページ/カスタマーサポート」を設定し、各ファクターに関するユーザー評価を基に1,000ポイント満点で算出したもの
【調査概要】
期間:2022年7月下旬~8月上旬
方法:インターネット調査
対象:18~74歳のスマートフォン所有者のうち、月に1回以上共通ポイントサービスを貯めているまたは使っている人
回答者数:1万5,557人
【関連記事】
・消費者に最も好まれている広告のグローバルメディアブランドはAmazon【KANTAR調査】
・「実店舗」で買い物をする人は8割強/「ネットショッピング」利用は1割に留まる【ナビット調査】
・パーパス買い経験者、10代と60代が高い傾向に/52%は指名買い【博報堂買物研究所調査】
・就活生の約9割、「企業や商品のイメージが良くなったことがある」【Z世代就活生調査2022】
・消費者視点でSDGsへの取り組みを評価/情報・教育業界における1位はヤフー【ブランド総合研究所調査】