「顧客の反応」をすぐに得られ、改修の拠り所となる
MZ:定期的な更新ができないというのは、コンバージョン向上を目指すにも難しいですね。なぜそうした状況だったのでしょうか。
稲満:当社のサイトは、自動車保険や火災保険などの商品ページをそれぞれの部署が管理しています。そして保険という商品の特性上、「正しい情報を載せること」が重要なのは当然なのですが、商品改定に合わせてサイトも改定前の情報を改定後の情報に更新する……といった流れになってしまっていたのです。
なので、アクセス解析などでエンドユーザーが困っている箇所がわかっていても、なかなか直せず、かつ改善案に確証もないのに各部署に動いてもらうことはできないので、打ち手がない状態でした。
その中で、プレイドさんのウェビナーでKARTE Blocksの特徴を知り、具体的に検討を始めました。
西尾:他の部署でKARTEを導入していたので、随時お知らせはもらっていました。KARTE Blocksのウェビナーを実際に見てみると、これは使えそうだと直感しました。
MZ:どういったところが良いと思われたのでしょうか。
稲満:クイックに修正できるところはもちろん、顧客の反応をすぐにキャッチし、その反応を拠り所に改修案の本採用を決定できることが大きかったです。「顧客の反応」という客観的な情報は、他部署も納得しやすい材料になります。
目次:導入のハードルが低かったことも、決め手のひとつです。導入が安価であることの他、HTMLやCSSなどを知らなくてもかなり自由に使えるので、メンバーの知識や経験を問わず活用できると思いました。
A/Bテストの途中の変更で、結果が大きく変わった
MZ:導入後の取り組みを教えてください。印象的だったケースなどはありましたか?
稲満:最初に試したA/Bテストで、テストの成果とともにスピード感を実感しました。
まず、流入数が多いのに離脱率や直帰率が多い、つまり“もったいない”ページを抽出し、その課題を洗い出しました。並行して、課題を提示しながらパートナー企業を探しました。
そうして、自賠責保険のページのA/Bテストに着手したんです。オーガニック検索での流入がとても多いのですが、離脱や直帰も多く、明らかに改善の余地がありました。
MZ:具体的に、どのようなA/Bテストをしたのですか?
稲満:特に閲覧の多い「保険料例」のページで、自家用乗用車、軽自動車など車種を選ぶ時、アコーディオン型で見せるA案と、スマホに最適化した表組みのB案でテストしました。途中までBが好調でしたが、Aで「一番上をデフォルトで開かず閉じておく」仕様に変更したところ、一気に巻き返したんです。離脱も直帰も20%の差がつきました。
MZ:少しの差で、そんなに結果が変わったのですね。
稲満:はい。クイックに変更を試してすぐに顧客の反応を得られ、それに基づいてすぐにまた改修できる、KARTE Blocksの強みを最初から実感した例になりました。幸先のいいスタートでしたね。
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