電通デジタルは、デジタル広告におけるCookieに依存しない計測基盤「X-Stack Connect(クロススタック・コネクト)」において、LINEの「LINE Conversion API」、Twitterの「Conversion API」、TikTok for Businessの「Events API」との連携を開始した。
これにより、従来対応しているGoogle 社とMeta社を含め、5つのプラットフォームで、従来のウェブサイトによるCookie計測ではなくサーバーのアクセスログやフォーム入力情報での計測に対応したサーバーサイド計測が可能になる。
「X-Stack Connect」は、2021年に本格提供を開始した計測基盤。サーバーへのアクセスログやフォーム入力情報の収集・整形を型化し、汎用的に各プラットフォーマーへの接続を行うことで、持続可能性の高いコンバージョン計測を実現する。さらに、その基盤は広告主企業が保有するクラウド環境下で構築することを原則としているため、企業が取得した個人情報などのデータをセキュアな環境で利活用することが可能。
【関連記事】
・AViC、サードパーティCookieに依存しない広告運用支援サービスを強化
・IMとシルバーエッグ・テクノロジーが連携 レコメンド広告をCookie規制に対応
・ブランドセーフティ対策を取る企業が増加 広告配信先の選定条件にも【電通デジタルら調査】
・電通デジタル、企業のビジョン策定を支援するプログラムを開始 社内の求心力を重視し豊かな体験の創造へ
・電通グループ、電通デジタルとデータアーティストを統合へ グループ内のDX領域の強化が目的