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2022年を振り返って
コロナ禍で消費者のメディア・コンテンツの利用状況が大きく変化する中、音声メディアの利用シーンも増加し、ラジコを通じたラジオリスナーの聴取機会、聴取時間は増加しました。しかし2022年に入りその増加傾向もひと段落しつつあり、改めてスマホ世代・若年層やラジオ聴取体験がそもそもない人たちをターゲットに、オンラインを中心としたマーケティング活動に力を入れてきました。
ラジコのサービスとしての魅力は、日本全国のラジオ局による多種多様な音声コンテンツの魅力に他なりません。ラジコのサービスや機能の訴求軸に加え、今年は番組コンテンツによる訴求軸をより強化しつつプロモーション戦略を策定し、メディア選定やクリエイティブのPDCA等に注力しました。新規リスナーを獲得し定着させるため、KPIを管理しつつより効率的で最適な手法を模索しています。
2023年に向けて
2023年は、昨年行ったマーケティング活動のデータをもとに、よりひとりひとりの興味関心にあった戦略・設計をフルファネルで取り組んでいく予定です。ラジオの世界に足を踏み入れてくれた新しいリスナーがいろんな番組に出会ってお楽しみいただけるように、アプリのアップデートによるUIUXの向上や機能改善とともに、リテンションマーケティングも取り組むべき課題であると捉えております。
また、2022年8月に民放ラジオ全99局のラジオ番組を日本全国どこででも聴くことができる有料サービス『ラジコプレミアム(エリアフリー聴取)』の会員数が100万人に到達しました。より多くの方々にエリアの枠を超えてラジオを聴いていただけるようなプロモーションも重要であると考えています。
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業務推進室 ビジネスリレーションチーム マーケター 山田佑季菜氏
インターネット広告代理店を経て、ウエディングメディアや動画配信サービスなど事業会社でのマーケティング・プロモーションに従事した後、2021年radikoへ入社。アプリマーケティング・広報を担当。