検索結果にお客の心理状態が透けて見える
つまり、これは「レーシック」というキーワードを検索しているお客の、心理状態を如実に表している。「瞬時に視力が回復する」というメリットに興味をもちつつ、「目に直接レーザーを当てるなんて、失敗はしないのだろうか?」という恐怖感が非常に強いことがすぐにわかる。
だったら、もしホームページを作る場合には、このテーマを一番目立つ所にもってくればいい。「レーシックの失敗はわずか○%」「レーシックの失敗がほとんど存在しない5つの理由」といったコンテンツを用意すれば、アクセスを稼げるだけではなく、お客の不安を払拭し、「手術を受ける」というアクションに繋げることができ、商売になりやすくなるわけである。
「レーシック」という漠然とした単体キーワードを検索しているお客の中には、「検索キーワード」がうまく思いつかなくて、とりあえず大雑把な検索をしている人も多い。本当は「失明の不安」があってレーシックの情報を検索しているのだが、ただ単に「言葉」として表面に出てきていないのである。
ここで大事なポイントは、「レーシック」に興味のあるお客は、「価格」についてはあまり問題視していない、というところだ。もしも値段が高いことがネックになっているのなら、
「レーシック 値段」
「レーシック 価格比較」
などの複合キーワードが必ず上位にくるはずだからだ。
これまで多くの企業は、「お客のニーズ」を把握するために、アンケート調査をしたり、グループインタビューなどを実施して、何十万円、何百万円と無駄な金を使ってきた。
しかし情報化社会の現在では、そんな馬鹿な真似をする必要は一切ない。
キーワードアドバイスツールで調べれば、「お客の不安」「お客の関心」がどこにあるのかが、無料で瞬間的に把握することができてしまうのだから。
