電通グループのR&D組織「電通イノベーションイニシアティブ」は、ハンディデジタル、Soudan NFT、灯白社、オシロ、シビラの5社と共同で、NFTを活用したファンづくり・ロイヤルティ形成における実証実験「絵師コレクション」を開始。Web3時代に向けたエンタメコンテンツ領域における、新しいファンエコノミーを模索していく。
同実験の第一弾として、テーマをもとに新作イラストを作成する共創コミュニティ「絵師コレクション」を開始。タツノコプロのキャラクター「ドロンジョ」を活用し新たなファンづくり・ロイヤルティ形成を目指す。
具体的には、参加イラストレーター(絵師)とファン、あるいはファン同士の価値共創を通じて、応援・貢献に応じた実績証明NFT(ロイヤルメンバーシップNFT)を配布する。さらに実績証明NFTを軸に、クローズドチャンネルへの参加やコミュニティで制作・出品したイラストにおけるオークション報酬の使用方法への投票といった、ユーティリティの還元をする予定だ。
なお同実験の開催期間は2023年1月23日から3月31日まで。SoudanNFT公式Twitterアカウントより配布される「メンバーシップNFT」の入手が参加条件となっている。
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