Pinterestは、特定のピンフォーマットやビジネスアカウントユーザーにのみ提供されていた機能について、すべてのユーザーが利用可能になることを発表した。

　これによりユーザーは、リンクの追加・公開後の編集・フレキシブルなアスペクト比などの利用が可能に。またピンを作成する際には、音楽・テキストオーバーレイ・ステッカーなどの機能を活用できる。

　具体的には、まずユーザーは画像や動画、「Pinterest TV」のライブストリーミングなどすべてのピンにリンクを追加できるように。また、動画ピンで再生回数や視聴時間などの指標を確認できる。さらにフレキシブルなアスペクト比によるピン作成が行えるとともに、ピン公開後にタイトル・詳細・リンクなどの要素の編集が可能となる。

　加えて、コミュニティエンゲージメント機能も追加。ユーザーは「ソーシャル機能の権限」でフィルターを設定することで、コメント欄から指定の単語・フレーズを含むコメントを自動で非表示にすることができる。この他、写真をアップロードすることでコメントとして使える機能や、すべてのピンへのリアクション機能を追加した。

　これらはリリースを開始しており、順次すべてのユーザーが利用可能になる。なお広告主は、すべての機能とフォーマットを引き続き使用できる。

【関連記事】
・Pinterest、サステナビリティに関する検索トレンドを公開　国内ユーザーの28％が関心ありと回答
・Pinterestが2023年のトレンドを予測！「エアリースタイル」「オレンジウェディング」に注目？
・Pinterest、クリエイター事務所「PPP STUDIO」とパートナーシップを締結
・Pinterest、広告計測のためのソリューションとして「コンバージョンAPI」の提供を開始
・Pinterest、アイデア発見に役立つ機能のレクチャー動画12本を公開