6月6日、読売広告社は、企業のマーケティング投資におけるファネルの意思決定を支援するソリューションサービス「M-P-F Scanner(エム・ピー・エフスキャナー)」の提供開始を発表した。
同サービスでは、「想起(Mindshare)」「購買(Purchase)」「ファン(Fan)」の3つの生活者データをかけあわせ、特定のブランドが想起されているか、想起と購買行動がつながっているか、さらには購買が継続されているか(ファン化しているか)を俯瞰して市場ポジションの可視化を行う。その上で、最も対策を要するファネルの判定により、マーケティング投資ファネルの意思決定を支援する。
3つの生活者データはカテゴリー購入層を捉えるリサーチデータ/アクチュアル購買データを活用。これにより、過去施策のトラッキング指標とは切り離された俯瞰的な判断が可能になる。
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