6月15日、メディア計測と最適化のプラットフォームであるIntegral Ad Science(以下、IAS) は、TikTokとのパートナーシップを大幅に拡大し、Total Media Qualityのブランドセーフティと適合性の計測プロダクトを、新たに23市場の広告主に対して提供を開始することを発表した。
同社の「Total Media Quality for TikTok」は、AIを用いて、画像・音声・テキストをフレームごとに分析することで動画コンテンツに対する独自の洞察の提供を行う。粒度の細かい分析が可能なため、マーケティング担当者は、自社のTikTok広告が、ブランドセーフで適切な環境で広告が表示されていることを確認することができる。
今回の拡大により、2022年10月に同社とTikTokが、ブランドセーフティと適合性計測を開始した7ヵ国(オーストラリア、カナダ、フランス、ドイツ、シンガポール、イギリス、アメリカ)に加え、23ヵ国が新たに追加される。
新たな23ヵ国は以下の通り。
アルゼンチン、ブラジル、チリ、コロンビア、インドネシア、アイルランド、イスラエル、イタリア、日本、マレーシア、メキシコ、オランダ、ニュージーランド、ペルー、フィリピン、ポーランド、南アフリカ、スペイン、スウェーデン、台湾、タイ、トルコ、ベトナム。
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