これまで2回に渡って、(1)ASPを利用する場合、(2)独自にアフィリエイトを開発する場合、それぞれのメリット、デメリットを解説しました。最後となる今回は、ASPを利用する場合が多いことを想定して、失敗しないASP選びのポイントを紹介します。
自社のアフィリエイト運用にあったASP選び
もしもいま、「どちらで行くべきか…」と考えている状態であれば、まずはASPを利用して時間とコストを極力抑え、「早く」開始をすることを絶対におススメします。独自展開という道は、そうしなければならない何か特別な機能への要求があったり、あるいは限定された小数のサイトとのみ提携してアフィリエイトを実施してゆくなどの場合に選ぶべきです。
「こんな機能が欲しい」「アフィリエイトと絡めてこんなことをしてみたい」など具体的なニーズプランがある場合、ASPによっても実装されている機能はいろいろなので、場合によっては、ASP乗換えや複数ASP利用などで対応できることもあるでしょう。

ここ1、2年の間に新たにサイト運営を始めたり、アフィリエイトを利用するようになったサイト運営者は非常に多く、この後もまだしばらくは「提携候補」が急増してゆく市場です。それを後押ししているのはもちろん「ブログブーム」です。そうした新規開始組が最初に参加するのは、Amazonや楽天といった大手ショッピングサイトモールのプログラムか、さもなければ主要ASPとなります。新パートナー候補への効率的なアプローチという観点からも、今はまずASPで始めてみるといいでしょう。
それでは多数あるASPの中から、どこを選んだらいいのでしょうか。これは、なかなか悩ましい部分です。「参加しているアフィリエイトサイトの数が多いASPを選べばいいのだろう」 という単純なものでもありません。確かにアフィリエイトの数も非常に重要な要素ではありますが、どんな有力アフィリエイトがメインで利用しているASPなのか、またアクティブなサイトの比率はどうなのかなど「質」も大切です。各社それぞれ特徴的な機能も持っており、どういったアフィリエイト活用を計画しているのかによって、必要となってくる要素も異なります。
アフィリエイト・プログラムの導入には、それなりの手間とコストがかかります。一度アフィリエイトサイトとの提携を開始してしまうと、そう簡単に他のASPに乗り換えるというわけにもいかなくなります(ASPを乗り換えるということは、いったん提携関係をリセットしてしまうことにつながるためです)。そのため最初のASP選びは肝心です。ここでは、ASPを検討する際のポイントを考えてみましょう。
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和田 亜希子(ワダ アキコ)
1994年早稲田大学政治経済学部卒。住友銀行、ライコスジャパン(検索エンジン)、カレン(メールマーケ支援)を経て2001年独立。アフィリエイトASP「LinkShare」からの受託で、個人アフィリエイト支援業務やアフィリエイトコンテストの開催に携わり、またECサイトのアフィリエイト導入やアフィリエイト・リレーションシップ・マネジメント(ARM)にも従事している。1999年に立ち上げた日本で最初のアフィリエイト専門情報サイト「アフィリエイトINDEX」をはじめ、「東京ホットスポット情報館」「東京...
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