ソフトバンクの子会社で位置情報を活用したビッグデータ事業を手がけるAgoop(アグープ)と、オールインワン型のネットリサーチSaaS「atocos research」を提供するatocosは、位置情報を基に対象地域・施設を訪問した人や、特定エリアに居住または勤務する人に対してアンケートを配布するサービス「エリアアンケート」の提供に向けて、協業を開始したことを発表した。
Agoopは、位置情報ビッグデータの活用により、スマホアプリから位置情報・センサー情報を集積。独自の技術で解析することで人の動きを見える化することで「流動人口データ」などの情報を提供している。
一方、atocos researchは、ネットリサーチ機能を提供するために必要な機能をオールインワンで提供するサービス。既存のウェブやアプリに組み込むことで、継続的なアンケート運用でのユーザー満足度改善や、調査事業でのマネタイズなどを簡単に始めることが可能になる。
今回の協業により、アンケートの品質向上や迅速な回答収集、より詳細な分析などの強化を図る。加えて、新たな市場や顧客層へのアプローチも視野に入れ、事業の拡大を共同で取り組んでいく予定。
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