東京商工リサーチ(TSR)は、主要な飲食料品メーカー200社を対象に、2023年1月以降の出荷・納品分で値上げされる商品を調査した。なお、同調査は対象企業の開示資料などを基にしたもので、今回で8回目の調査となる。
値上げ対象品目は3万超に
調査対象の200社のうち、164社が値上げ(見込み含む)を公表。値上げ対象となる品目は計3万1,024品であり、前回調査(7月時点で3万797品)から227品増加した。
値上げされる商品カテゴリーは「調味料」「加工食品」など
値上げされる商品(n=3万1,024)を品目別で見ると、最多は「調味料(8,673品)」で、醤油や味噌、麺つゆや鍋つゆなどの値上げが含まれる。2番目以降に「加工食品(7,943品)」「飲料・酒(5,668品)」が続いた。
値上げの最たる理由は「原材料の高騰」
値上げの主な理由としては、「原材料の高騰」が最も多く、2万9,007品目がこれに該当した。次に多かった理由は「資源・燃料(2万5,488品)」だった。
【調査概要】
対象:国内の主な飲食料品メーカー200社
時期:2023年8月
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