SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第100号(2024年4月号)
特集「24社に聞く、経営構想におけるマーケティング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

MarkeZineニュース

ビジネスパーソンの約5割が「対話型AIの利用経験あり」と回答 ミレニアル世代が最多【JMAM調査】

 日本能率協会マネジメントセンターは、ビジネスパーソンを対象に「対話型AIの活用とコミュニケーションに関する実態調査」を行った。

 なお、同調査では、新卒入社年次が2020年以降をZ世代、2006年~2019年をミレニアル世代、1993年~2005年を氷河期世代、1987年~1992年をバブル期世代としている。

約5割が対話型AIの利用を経験 利用経験者は対人コミュニケーションを重視

 対話型AIの利用経験を聞くと、全体の50.7%が「利用経験がある」と回答した。

 世代別に見ると、利用経験が最も多い世代はミレニアル世代で61.9%、次が氷河期世代で53.7%、Z世代が46.5%、バブル期世代が45.6%となった。

 また、対話型AIの利用経験がある人のうち65%以上が、対話型AIについて「人間同士のコミュニケーションより簡単」「人間の指導よりも効率的に学べる」「偏見がなく公正」と感じていることがわかった。

 一方で、「仕事の問題解決や悩み相談」については、利用経験者の76.2%以上が「AIよりも人間とのコミュニケーションを重視」と回答。この割合は未利用者の回答割合である75.6%を上回っていることから、対話型AIの有用度や可能性は感じつつも、現時点では、人間との対話を重視したいと考える人が多いことがわかった。

「世代別:対話型AI(ChatGPTなど)によるコミュニケーション」の実態について

6割以上が出社を希望 感情の交流が生まれやすい対面を望む傾向

 次に、働く場所についての希望を尋ねた。

 その結果、全体の62.3%が「できる限り、出社したい」、58.1%が「仕事は出社のほうがしやすい」と回答した。

 また、報告・連絡・相談に関しては、チャットツールを用いたコミュニケーションよりも対面でのコミュニケーションのほうが「心理的なハードルが低い」や「有効(効果がある)」と感じている人が多いこともわかった。この結果から、感情の交流が生まれやすい出社や対面を望んでいる人が多い現状が明らかになった。

「働く場所やコミュニケーション」について

【調査概要】
形式:Webアンケート方式
時期:2023年6月
対象:ビジネスパーソン2,631人
(世代別)Z世代:1,180人、ミレニアル世代:507人、氷河期世代:499人、バブル期世代:445人
(企業規模)従業員500人以上1,000人未満の企業に所属:755人、従業員1,000人以上の企業に所属:1,876人

【関連記事】
日清食品が社内に対話型AI「NISSIN AI-chat」を導入!生成AIで働き方はどう変わったのか
Holocy、対話型AIの利用が可能なアプリをリリース スマホ上で誰でもAIの利用が可能に
楽天、OpenAIと協業で基本合意 対話型AI技術を活用した新たなサービス開発を目指す
KDDIとAWSが連携、企業・自治体の生成AI活用を支援 人手不足や業務効率化の課題解決を目指す
デジタルレシピ、広告代理店向けのマーケティングAI活用サービスを開発 業務の自動化で業務削減を目指す

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
関連リンク
MarkeZineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2023/09/13 15:30 https://markezine.jp/article/detail/43453

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ


イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング