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CVRを維持したままメール開封率が1.58倍に!ビービットが語る、ChatGPT時代のEC運用

AI活用でメール開封率が1.58倍に!

 続いて生田氏はECのAI活用をよりイメージしやすくするために、ビービットが支援した婦人靴ブランドによるAI活用事例を紹介した。

 AIを活用する前、その婦人靴ブランドではメールの開封率が低いという課題を抱えていた。毎月100万通以上のメールを送信していたものの開封率が低く、自社での最適化に限界を感じていたという。

 その課題解決策として採用したのが、ビービットの提供するCRMツール「OmniSegment(オムニセグメント)」のAIスマート配信機能だ。「何時に送るとメールの開封率が高まるか」を機械学習で導き出し、配信時間の最適化を行った。

 通常の配信方法とA/Bテストを行ったところ、AIスマート配信機能を使った場合の開封率はなんと1.58倍になったという。しかもコンバージョン率(CVR)は維持できていた。

 「この事例で行った作業は決して難しいことではありません。このことからも、AIをEC運用に取り入れるだけで成果向上を簡単に実現できることがわかると思います。このようにできる範囲でAI活用に取り組んでいくことをおすすめします」(生田氏)

AI搭載型のCRMツール「OmniSegment」の強み

 今回婦人靴ブランドが導入した「OmniSegment」は、高度なセグメンテーションと精度の高い顧客コミュニケーションを実現する、CDP・BI・MA一体型グロースマーケティングツールだ。最新のAIを搭載しており、商品レコメンドやユーザーターゲティング、時間帯配信テキストや画像の生成までフルセットで行うことができるという。

 OmniSegmentの特長は小売とEC特化のソリューションである点だ。OmniSegmentは小売/EC事業者の業務を研究し尽くしており、日々の業務に忙しい小売/EC企業の担当者でも簡単に使えるようにUIを作り込んでいる。

 また、ユーザーの商品の閲覧・購入状況をもとに属性データを付与し、趣味や嗜好を判断することも可能だ。得られた趣味・嗜好はセグメント配信の条件にも活用できる。

 そして、コンサルタントが併走するサポートの手厚さも特長的といえる。ツールの設定や更新だけでなく、データ分析や施策設計・実行、さらにアドバンスド支援ではMAだけに留まらないEC売上向上に関わるマーケティング施策の立案や実行まで支援していくという。

 このようにOmniSegmentのようなツールを活用すればAI導入のハードルも低くすることができ、ECビジネスの大きな売上拡大を現実的なものにしていけるだろう。

 最後に生田氏は「今日お伝えした内容が、ECビジネスのAI活用のヒントになれば幸いです」とセッションをまとめた。

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この記事の著者

和泉 ゆかり(イズミ ユカリ)

 IT企業にてWebマーケティング・人事業務に従事した後、独立。現在はビジネスパーソン向けの媒体で、ライティング・編集を手がける。得意領域は、テクノロジーや広告、働き方など。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

提供:株式会社ビービット

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2023/11/17 10:30 https://markezine.jp/article/detail/43812

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