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【特集】2024年・広告の出し先

注目媒体の最新トピックス:LINEヤフーの発足で広告プロダクトはどう変わる?

豊富なアセットをまずは使い倒して

──広告効果を高めるために、広告主が意識すべきポイントを教えてください。

 LINEとヤフーのソリューションがつながることによって、マーケターの選択肢が一気に増えることとなります。加えて当社の場合、広告の運用を最初から自動化する発想ではないため、セグメントの設定などにおけるカスタマイズ性は非常に高くなります。そこは我々と一緒に試行錯誤しつつ、ベストプラクティスを探っていただきたいです。

 LINEとヤフーのデータがつながっても、各種ソリューションを横断的に活用しなければ真価を実感していただけません。LINE公式アカウントやLINEミニアプリなどを積極的に使っていただきたいです。

 あとはLINE公式アカウントを作り替えないでいただきたいですね。運営体制の変更などを理由にLINE公式アカウントを作り替える企業様がたまにいらっしゃるのですが、非常にもったいないため今あるLINE公式アカウントと友だちを大事に育ててください。

──新しい広告の出し先を求める広告主に向けて、メッセージをお願いします。

 2024年はChromeにおける3rd Party Cookieのサポートが完全終了するなど、既存のターゲティングはいよいよ難しくなるでしょう。加えて最近は、スマホを操作している最中に偶然知った商品をその場で躊躇なく購入する「パルス消費」が増えています。プライバシー保護が進み、ユーザーの購買プロセスがいつ動くかわからない今の時代こそ、企業が生活者とつながり続ける必要があるのです。

 LINEヤフーではLINE公式アカウントを中心に、企業とユーザーがつながり続けるための支援を続けていきます。2024年はその取り組みが飛躍するフェーズだと捉えています。検索広告やディスプレイ広告のほか、購買チャネルやCRM機能など、LINEヤフーのプロダクト統合にご期待ください。

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この記事の著者

渡辺 佳奈(編集部)(ワタナベ カナ)

1991年生まれ。慶應義塾大学環境情報学部を2013年に卒業後、翔泳社に新卒として入社。約5年間、Webメディアの広告営業に従事したのち退職。故郷である神戸に戻り、コーヒーショップで働く傍らライターとして活動。2021年に翔泳社へ再入社し、MarkeZine編集部に所属。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2024/04/24 14:56 https://markezine.jp/article/detail/44393

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