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F2転換率に媒体比で2割超の差 さくらフォレストがSmartNews Adsに最注力の理由

情報感度が高い人への効率的なリーチでLTVを向上

MZ:さくらフォレストがStandard Adsの導入を決めた理由を教えてください。

吉田:一番の理由は、国内の主要Web広告と比べてStandard AdsがLTVおよび再購入率が最も高かったためです。健康食品通販のようなビジネスモデルでは、たとえCPAが良くても再購入につながらなければ利益は出ないので、LTVが高い新規ユーザーの効率的な獲得が求められます。そんな中、Standard Adsは、情報リテラシーが高い新規ユーザー層に効率良くリーチができる媒体でした。

吉田:また、SmartNewsのユーザー層と当社の商品との相性が良い点も導入を決めた理由の一つとして挙げられます。当社の扱う商品は健康食品なので、比較的高い年齢層の方と相性が良いのですが、SmartNewsはまさにそんなユーザーの方が多く集まることも評価した点でした。

佐藤:SmartNews上には日本の人口分布に類似した幅広い年代層のユーザーが集まっています。そのため、狙いたい年代や性別、関心層へターゲティングできるといえます。

 年齢層が上がると当然、所帯を抱えるユーザーや高所得のユーザーの比率も高くなります。こうした方々は、衝動買いではなくしっかりと内容理解した上で購入をされる人が多いです。そのためSmartNewsの広告を攻略すれば、自社の商品をしっかりと理解したユーザーを獲得でき、その点もLTV向上につながりやすいポイントだと考えています。

【クリックすると拡大します】
SmartNewsユーザーの年代分布と世帯年収分布
※20代以下は18~29歳までの数値です  Nielsen Mobile NetView 2024年4月時点(スマートニュースをブランドレベルで集計)
※国税庁 令和4年分民間給与実態統計調査より

他媒体と比べてF2転換率に最大22%の差も 「広告単位」で配信を最適化

MZ:さくらフォレストではStandard Adsをどのように活用されているのでしょうか。

吉田:訴求したいターゲット像にマッチした質の高いユーザーへのリーチによりLTVを向上させることが一番の目的です。しかし、実は「クリエイティブの検証」にも大いに役立っています。

 従来のデジタル広告では、キャンペーン単位で最適なセグメントに広告が配信されることがほとんどだと思います。しかしStandard Adsは、クリエイティブに最適なセグメントに配信されるため、広告成果が反映されやすいです。

 加えて、UIがシンプルな媒体なので、パフォーマンスが広告の配信面に左右されることもなく、クリエイティブの検証が非常にしやすいです。

 そのため、広告配信を行う際には、初めにSmartNewsで配信して成果を確認。そして良い成果が出た場合は、そのクリエイティブを他媒体に展開することで、当社が出稿する広告全体の価値最大化を実現しています。また運用面の改善についてもスマートニュース様と週に3~4回程MTGを実施しており、手厚いサポートに助けられています。

佐藤:一般的なアルゴリズムではユーザーの興味関心を機械学習していくのですが、当社のアルゴリズムは、広告単位で最適な配信を行います。そのためStandard Adsでは「広告に興味があるユーザー」を学習して配信を最適化できます。さくらフォレスト様ではこの特徴を活かしてくださっていますね。

吉田:加えて、Standard Adsに出稿する際のクリエイティブ審査の厳密さも、他媒体への横展開のしやすさに役立っていると感じています。

 SmartNewsは広告審査が厳しいともいわれているようですが、私はむしろ他媒体の基準がやや低いと思っています。Standard Adsくらい審査がしっかりとしていると、ブランドセーフティが担保された中で、リテラシーの高い良質なユーザーに届くクリエイティブを展開することができます。こちらで審査が通れば他の媒体で審査に引っかかることは基本的にありませんし、良い成果が出るクリエイティブの横展開が可能になります。

MZ:獲得ユーザーのLTVについては、他媒体に比べてどれくらいの差があるのでしょうか。

吉田:アイケア用サプリ「めなり極」の広告実績では、Standard Adsから獲得したユーザーの場合、F2転換率が他媒体よりも15%~22%ほど高いという結果が出ています。その差を2年間のLTV(購入金額)で換算すると、Standard Adsで獲得した場合は1ユーザーあたり3,000円〜5,000円ほど高いです。

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LP流入時の商材理解の促進が解約率の低下につながる

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この記事の著者

岩崎 史絵(イワサキ シエ)

リックテレコム、アットマーク・アイティ(現ITmedia)の編集記者を経てフリーに。最近はマーケティング分野の取材・執筆のほか、一般企業のオウンドメディア企画・編集やPR/広報支援なども行っている。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

提供:スマートニュース株式会社

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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2024/06/14 12:00 https://markezine.jp/article/detail/45593

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