認知だけでなく、態度変容を狙えるクリエイティブとは?
川口:お2人から広告評価に重要なアテンションという指標と、ファネルを循環させる考え方をご紹介いただきました。ここで、アテンションという指標に効果的で、ファネルの循環をサポートするプラットフォームとしてTeadsを紹介させてください。
Teadsはプレミアムサイトの記事中に広告枠を設けて配信を行うインリード広告のプラットフォームです。ユーザーが能動的に記事を読みに来るWebサイトに広告が配信されるため、広告がスクリーン上に表示されている時間が長くなり、アテンションを獲得しやすいということが特徴となります。
また、最近ではコネクテッドTVへの配信も対応しています。たとえば、キャンペーンが始まる山場では、インパクトの大きなクリエイティブ、あるいはコネクテッドTVを活用したリーチの最大化をしていくことが可能です。
リーチを最大化した後は、自発的な視聴を促すクリエイティブやデータの活用を通してキャンペーン内容の理解を促進。サイト送客後の滞在時間、回遊率など、質の高いクリックを促す、マルチファネルでのサポートを行っております。
また、Teads Studioというクリエイティブ制作のソリューションも無償で提供しているため、フェーズやターゲットに合わせたクリエイティブが簡単に用意できます。
消費者が関心を持つ「タイミング」と「場所」を見極めてメディアを選定
川口:少し前には、ネスレ日本の「PURINA ONE」というブランドでもお取り組みをしておりますので、その事例の効果実感、狙いなどを西崎さんよりお話しいただければと思います。
西崎:PURINA ONEは、猫の健康を第1に考えたプレミアムキャットフードブランドで、ペット専門栄養士が提唱する「ペットの健康に必要な<健康6要素>」を満たすフードとして展開しております。
また健康6要素に加え、猫の健康を守るのに1日にコップ1杯程度の水分を与える必要があると言われております。ただ、猫が自然と水分を摂るのは難しいため、1日の食事の中でウェットフードとドライフードを組み合わせた食事方法、ミックスフィーディングを推奨しております。これらのファンクション面を中心に訴求したいと考えました。
Teadsさんとの取り組みでは、Teads Studioでクリエイティブを制作しました。そしてメディア選定ではReceptivity(受容性)を重要視し、消費者の生活の中で、私たちが伝えたいメッセージに対して特に関心を示してくれる時や場所を見極めました。
その結果、過去の施策と比較して広告のビューアビリティは223%アップ、LPへの送客も過去の施策と比較して121%アップしております。態度変容に関してもリフト効果が見られました。