企業はトレンドを追いすぎないほうが良い
――ここまでお話しいただいたこと以外に、ショート動画を活用する際に気を付けたほうがいいことはありますか。
門口:ついショート動画と聞くと若年層のトレンドに合わせたくなりますが、トレンドを追いすぎるのはあまりおすすめしておりません。
門口:企業が動画を作る際、制作フローは複雑になり、一定の制作期間が必要になります。そのため、動画を公開する頃には、トレンドが終わってしまっている可能性もあるのです。
また、付けるハッシュタグは再生数より投稿数で選ぶといいと思います。再生数は広告でブーストできるため、界隈が盛り上がっているかどうかの指標である投稿数を重視したほうが効果を見込めます。
近藤:どういう発話やコメントが生まれると嬉しいか、事前に決まっていると安心です。もちろん私たちからご提案もできるのですが、それはあくまで生活者に刺さる訴求であり、ブランドがどうありたいかは企業様にしかわかりません。何を伝えて、どのような反応を得たいかが決まっていると、より効果的な企画が考えられるのでおすすめです。
「定番ハッシュタグ」をリサーチし、界隈にアプローチしよう
――最後に、これから若年層に向けてショート動画を行いたい方へメッセージをお願いします。
余頃:若年層に向けたショート動画施策に悩んだら、ぜひ弊社にご相談いただければと思います。依頼いただいた際、私たちはまずその商材に相性の良い界隈とハッシュタグのリサーチから始めます。「ショート動画勉強会」というかたちで情報提供からできますので、ぜひお声がけください。
ショート動画制作に欠かせない「定番ハッシュタグ」、業界別ハッシュタグが一目でわかる!
ワンメディアでは、10億回再生を超える「定番ハッシュタグ」、業界別のおすすめハッシュタグをリサーチしています。特設サイトでは、それらをまとめた資料を配布しておりますので、ぜひご参考にしてください。