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『MarkeZine』(雑誌)

第110号(2025年2月号)
特集「イマドキの中高生・大学生のインサイトを探る」

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花王廣澤氏が若手視点で聞く、これまでとこれからのマーケティング

「未来のレモンサワー」開発担当の西村さんに聞く、本当に欲しい商品のアイデアの見つけ方

自分の消費者インサイトを分析できる力が重要

廣澤:長きにわたり商品開発やマーケティングに携わっている西村さんですが、マーケティングやブランドマネジメント、商品開発に携わるビジネスパーソンに必要な素養はなんだと思いますか。

西村:自分の好きなもの・ことに対し、その理由を素直に分析できるかどうかは重要だと思っています。採用面接で「あなたの好きなもの・ことを3つ教えてください」とよく聞いているのですが、優秀な方は理由を含めてスムーズに答えられています。

 マーケティングに関する知識や論理的思考といった能力も求められますが、自分自身のインサイトを分析できないと、消費者のインサイトを捉えるのは難しいと思います。

廣澤:本連載は若手のビジネスパーソンに向けて気づきを与えることを目的にしているのですが、最後にアドバイスをお願いできますか。

西村:マーケティング本部では週1回半日程度自由な時間を設けています。映画を見に行ってもいいし、街を散歩してもいい。そういった経験を通じて、今世の中で何が流行っているのかを体感してほしいんです。つい記事を読んで流行を理解した気になりがちですが、実際に体験することで得られる情報には敵いません。

 自身の体験で流行をキャッチアップすると良い気づきが得られると思いますので、若手の皆さんには忙しいと思いますがそういった時間をとってほしいですね。

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この記事の著者

道上 飛翔(編集部)(ミチカミ ツバサ)

1991年生まれ。法政大学社会学部を2014年に卒業後、インターネット専業広告代理店へ入社し営業業務を行う。アドテクノロジーへの知的好奇心から読んでいたMarkeZineをきっかけに、2015年4月に翔泳社へ入社。7月よりMarkeZine編集部にジョインし、下っ端編集者として日々修業した結果、2020年4月より副...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2025/02/26 09:00 https://markezine.jp/article/detail/46691

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