損害保険ジャパンは、8月26日、Narvarとの業務提携を発表した。これにともない両社は、日本エマージェンシーアシスタンス（以下、EAJ）を事業主体とした、EC返品サービス「Return＋＼リターンプラス」の提供を開始した。

　Return＋＼リターンプラスは、商品購入者が注文履歴から返品したい商品を選択すると、複数の返品方法から最も便利な方法を選ぶことができるサービス。たとえば、最寄りの店舗での返品や、QRコードを活用したコンビニエンスストアや宅配ロッカーからの返品などが選択できる。

　同サービスにおいて、損保ジャパンは、サービスを利用または運営する事業者のビジネスを支援する損害保険を提供。Narvarは、商品購入者へ多様な方法を提示し円滑な返品を実現する返品UIの提供を行う。EAJは、同サービスの事業主体として、返品送料の固定化、Narvarが提供する返品UI、物流、カスタマーサポートの手配をワンパッケージで提供する。

　同サービスの活用により、EC事業者は、返品業務の自動化により、社内業務とコストの削減が可能に。また、返品傾向や返品理由などは自動的に分析され、EC事業者用管理ページに表示されるため、商品ページの改善や商品開発にも活用できる。これにより、将来の売上拡大につなげることも可能だ。

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