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TikTok広告マーケティング最新事例&動向(AD)

スキマバイトアプリ「シェアフル」がTikTokでCVR1.5倍!効果と工数削減を両立するTTCCとは

シェアフルに学ぶ、クリエイティブ制作を効率良く進める秘訣

――では、TTCCをどのように活用したのか教えてください。

仲谷:まず、過去に弊社が配信したTikTok広告の中で、効果の良かったクリエイティブをベースに、必要な項目をブリーフィングに落とし込んでいきました。

シェアフル株式会社 マーケティング本部 ユーザーマーケティンググループ 仲谷 崚氏
シェアフル株式会社 マーケティング本部 仲谷 崚氏

 TikTokに限らずですが、シェアフルのクリエイティブでは「金銭面の課題をシェアフルなら解決できる」という訴求を行っています。手元の資金不足には様々な要因があり、たとえば学生であれば「就職活動が忙しくてバイトができず、お金がない」「好きなものを買いたいけど、予算オーバーしてしまう」といった様々なシチュエーションが考えられます。

 こうした課題とその要因をセットにし、シェアフルを訴求できる構成を作ってきました。伝えたい訴求軸をまとめた後は動画の構成イメージやNG事項なども記載し、クリエイティブを募集しました。

 また、TTCCではTikTokクリエイターの方が様々な切り口で動画を納品してくださいます。その中で新たなクリエイティブの要素も得られるので、ブリーフィングに追加することもあります。たとえば、インタビュー形式で進む動画が効果的だったときは、その形式の動画を募集しました。

西川:シェアフル様の活用で素晴らしいのは、ブリーフィング内容が制限されすぎていない点です。TTCCのメリットは、制作リソースを削減しつつ様々なクリエイターからクリエイティブを集められる点にあります。

 しかし、NG事項を数多く記載したり、構成を指定しすぎたりするなどの制限を付けてしまうと、動画のバリエーションが狭まり、良いクリエイティブが集まりにくくなってしまいます。

 特にTikTokはトレンドが早く移り変わりやすいため、TTCCのブリーフィングは一定の余白を設けることをおすすめしています。

TTCCを活用したクリエイティブ例
TTCCを活用したクリエイティブ例

クリエイティブのCVRが、導入前比1.3倍から1.5倍に上昇

――TTCCを活用して得られた成果について教えてください。

仲谷:まずクリエイティブが安定的に週10本から15本ほど納品されたことで、制作工数を削減しながら動画本数を増やせたことが大きな成果です。またTTCC自体も使いやすく、特に広告入稿のフローは大きく短縮することができました。

 また、パフォーマンスに関してもクリエイティブによって差はあるものの、通常の1.3倍から1.5倍というCVRを記録しており、非常に満足しています。

佐藤:また、元々課題に感じていたPDCAを回すスピードの高速化と精度向上もTTCCの活用により母数となるクリエイティブが大幅に増えたことで実現できました。推し活を訴求した動画など、新たに効果が出るユーザー属性を発見できたのは、TTCCを利用したからです。

西川:シェアフル様の事例は、TTCCを通じてTikTokクリエイターが制作した様々なクリエイティブを多く供給でき、獲得効率の向上を実現した事例でした。得られた内容からブリーフィングを更新することで、より獲得効率の高いクリエイティブをどんどん生成していく。このような活用ができると、TTCCで大きな成果が生みだせると思います。

次のページ
PDCAの高速化と精度の向上は、TTCCだからこそ実現できた

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この記事の著者

タカハシ コウキ(タカハシ コウキ)

1997年生まれ。2020年に駒沢大学経済学部を卒業。在学中よりインターンなどで記事制作を経験。卒業後、フリーライターとして、インタビューやレポート記事を執筆している。またカメラマンとしても活動中。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

提供:ByteDance株式会社

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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2024/10/21 10:00 https://markezine.jp/article/detail/46758

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