ブランド毀損を生まない、ユーザーフレンドリーな広告体験
MZ:サイバーエージェントでは、エージェンシーとしてTeadsの LGTVネイティブ広告をどのように評価されていますか?
不破:CTVの中でも、LGのスマートTVの購入層は比較的高所得者で、かつ最新技術に興味を持つユーザーが多い傾向にあるとされています。そのため、特にガジェット系の商材を展開されているクライアント様や、高所得者層向けの商材を提供されているクライアント様には非常にマッチする広告面ではないかと考えております。
また、クライアント様からのニーズとして、近年、ブランディングを重視した広告配信を求める声も非常に多くなってきています。そのため、「ブランドを毀損しない」という観点からも、TeadsのLGTVネイティブ広告は魅力的ですね。
さらに、視聴者に自然に受け入れられるような形で観ていただけるという点も、重要なポイントだと考えています。ブランドの価値を保ちながら効果的に情報を伝達できるのは、大きな特徴であると言えます。
新製品の発売に合わせて「1週間ジャック配信」を実施
MZ:では、LGTVネイティブ広告を活用した事例について教えてください。
不破:ある電子機器メーカー様の事例をご紹介します。同社では、新製品が発売されるタイミングにおいて大型キャンペーンを実施されているのですが、発売前の予約数をKPIとして設定されていました。LGTVネイティブ広告を活用したキャンペーン実際時においても、予約数の最大化を第一KPIとしたうえで、同ブランドの好意度、利用意向、そして購入意向の向上を目的として追求しました。
佐藤:同ブランドでは、新製品の予約を開始したタイミングで、1週間にわたるジャック配信を採用していただきました。具体的には、深夜帯を除いたゴールデンタイムを含む日中の時間に同ブランドの広告が必ず表示される状態を作り出しました。この期間中、他社の広告は表示されないようにしていたため、メッセージを集中的に届けることができたと思います。
不破:クリエイティブ面においては、まず動画で製品の具体的な活用シーンをイメージしていただけるものを流し、事前予約の申込ページに飛べるQRコードを静止画で表示。ユーザーの製品理解を促進しながら、KPIである予約数にも直接つながる形にしました。
また動画クリエイティブにおいては、ただ製品の機能を説明するのではなく、「あなたの人生がこんな風に楽しくなる」というメッセージにしたことで、視聴者に製品が自分の生活の中に入ることで得られる楽しさをイメージしていただけるように意識しました。