なぜ今「CTV広告」が注目されているのか?
MarkeZine編集部(以下、MZ):はじめに、なぜ今CTV広告が注目されているのか、その特徴について教えていただけますか。
不破(サイバーエージェント):テレビの視聴者が減少傾向にある一方、CTVの視聴者は増加傾向にあると言われており、我々も注目している媒体です。
CTVは従来のテレビ同様、大画面であることで視認性が高いことが強みの一つです。一方で、従来のテレビ広告と異なり、1ユーザーに対してどれだけの頻度で広告を配信できたのかを確認できることが大きな特徴と言えるでしょう。
Teadsが独占配信する「LGTVネイティブ」広告とは
MZ:Teadsでは、LGスマートTVの「CTVネイティブ広告」(以下、TeadsのLGTV広告)の配信を独占されているということですが、こちらはどういった広告媒体なのでしょうか?
佐藤:LGTVネイティブ広告は、視聴者がLGスマートTVのCTVを起動した際、最初に示されるホームスクリーン上に用意された広告スペースです。
最大の特徴は、CTVを起動した際に一番初めに接触できる広告面であること、そして大画面で視聴者の注目を集めやすいことです。12時間や24時間単位で広告枠を独占できる「ジャック型」を活用すれば、ブランドや商品の印象を視聴者に対して効果的に刷り込むことが可能になります。
佐藤:さらに、クリエイティブな表現においても、従来のテレビCMにはない柔軟性があります。従来のテレビCMは、起承転結の明確な構成で視聴者に物語的な体験を提供しますが、LGTVネイティブ広告は動画と静止画を同時に活用できるため、動画で視聴者の関心を引きつけると同時に、静止画で具体的なキャンペーン情報を伝えることが可能です。視覚的なインパクトと情報伝達力の両立により、ブランドのメッセージを効果的に届けることが可能になります。