クロス・マーケティングは「アニメに関する調査(2024年)」を実施。アニメの視聴時間や手段・媒体、好きなアニメのジャンルなどを聴取した。以下、一部内容を紹介する。
20代の66.7%が「有料動画配信サービス」でアニメを視聴
まず、1ヵ月あたりのアニメの平均視聴時間を調べると、全体では「1時間未満」が27.1%に。1時間以上見ている人(「4時間未満」~「40時間以上」の合計)は33.4%だった。
一方、「アニメはまったく見ない」は全体で39.5%という結果となった。また性別・年代で見ると、男性・若い年代でアニメの視聴時間が長い傾向が見られた。
アニメの視聴手段・媒体を尋ねたところ、1位は「テレビ・リアルタイム放送(56.7%)」、2位は「有料動画配信サービス(48.8%)」となった。特に20代は「有料動画配信サービス」が66.7%と高く、一方60代では「テレビ・リアルタイム放送」が80.4%と、年代によって視聴手段・媒体に差が出た。
おすすめのアニメは「鬼滅の刃」「名探偵コナン」「ONE PIECE」
次に、見たいと思うアニメについて質問。トップは「好きなジャンルの作品(52.3%)」となり、「昔見て好きだったアニメ(40.9%)」「マンガで読んで好きだったもののアニメ化(39.0%)」が続いた。20代は「SNSで話題になっていたもの」と回答した人が他の年代より多かった。
好きなアニメのジャンルでは、「推理/ミステリー/サスペンス」「アクション/バトル」「日常/ほのぼの」「コメディ/ギャグ」が上位に入った。
おすすめのアニメについて尋ねると、「鬼滅の刃」「名探偵コナン」「ONE PIECE」「【推しの子】」「転生したらスライムだった件」などが挙げられた。
【調査概要】
調査手法:インターネットリサーチ(クロス・マーケティングのセルフ型アンケートツール「QiQUMO」使用)
調査対象:全国47都道府県20~69歳の男女
調査期間:2024年10月4日(金)~6日(日)
有効回答数:本調査1,100サンプル
【関連記事】
・クロス・マーケティング、コソドと共同で体験型の調査サービスを提供 喫煙所で商品設置とアンケートを実施
・クロス・マーケティング、セルフ型アンケートツール「QiQUMO」のリスト配信機能などを強化
・クロス・マーケティング、価値観クラスターモデルを活用し潜在的ブランド支持層を明確にするメソッドを開発
・動画コンテンツの倍速視聴、約5割が経験あり 3年間で10pt以上増加【クロス・マーケティング調査】
・推し活をする人は全体の2割、その内の過半数が「自分自身への癒し」を感じる/クロス・マーケティング調査