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Salesforce、10月30日から自律型AIエージェント「Agentforce」の国内提供を開始

 セールスフォース・ジャパン(以下、Salesforce)は、サービス、セールス、マーケティング、コマース領域のタスクを処理する自律型AIエージェント「Agentforce」を、10月30日から日本で提供開始すると発表した。

セールスフォース

 同サービスは、AIエージェントを作成、カスタマイズ、展開するための機能とツールを備えている。またSalesforce Platform上に構築されており、Einstein Trust Layerを使用して有害性の検出や、送信された顧客データの保護などを行い、高い安全性を提供する。日本で提供開始されるAIエージェントは以下の通り。

  • Agentforce
    Customer 360全体にわたり利用可能な自律型AIエージェントのスイート。AIエージェントの作成、カスタマイズ、展開するために必要な機能とツールが用意されており、企業はニーズに合わせて活用できる。また、従業員の具体的なタスクをサポートするアシスタント型のAIエージェントも提供しており、データの検索・分析、行動計画の作成・実行などを支援することで、業務効率を向上させる。
  • Agentforce Service Agent
    従来のチャットボットに代わる自律型AIで、事前にプログラムされたシナリオがなくても、幅広いサービスの問い合わせに対応し、カスタマーサービスの効率を向上できる。企業のナレッジベースなどを活用し、顧客と正確でスムーズな会話を行い、必要に応じて人間の担当者に引き継ぐ。提供価格は1つの会話につき2ドルから(日本での価格は、国内提供開始時に案内)。

    Agentforceとともに提供開始予定は10月30日。Einstein 1 Editionの購入、またはEnterprise Edition、Unlimited Edition、Performance Editionにアドオンライセンスを追加することで利用可能。
  • エージェントビルダー
    既存のツールを使用してAIエージェントをカスタマイズしたり、新しいAIエージェントを構築するためのローコードビルダー。組織はトピックを定義し、AIエージェントに実行させるジョブを設定できる。

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2024/10/21 16:00 https://markezine.jp/article/detail/47270

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