電通と電通PRコンサルティング(以下、電通PRC)は、社会的視点やPR視点に立ったクリエイティブ開発で企業の新たな価値創造に貢献する事業ユニット「PR×CR UNIT」を始動した。
同組織はクリエイティブディレクターやコピーライター、アートディレクター、PRプランナーなど約40人のメンバーによって構成される。社会的視点やメディア視点などを的確に捉えてインパクトを生み出すPRの技術と、人の心を動かすモノ・コトを実際に作り出すクリエイティブ(CR)の力を掛け合わせ、企業のマーケティング活動における「ファクト作り」と付加価値をつけていく「ファクト磨き」を支援する。
具体的には、製品やサービスの企画段階からPR視点を重視し、その概念や技術などに新たな価値や文脈を付加したファクトを作り出し、それをベースにしたストーリー開発を行う。PR視点とクリエイティブ力の掛け合わせで生まれるファクトを「ブランディング・アクション」と定義し、その開発・実行を支援するプロジェクトや企業とのワークショップなどを実施していく。
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