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VoC起点のアップデートで広告効果を大幅改善!営業と開発が連携したスマートニュースの新組織とは?

ユーザー側が感じるアップデート後の変化

MZ:アップデート後、運用する中でどのような変化が感じられましたか?

野口:改善後は、効果の高いクリエイティブが中心となりつつも、それだけに偏ることなく配信されるようになりました。また、バナーとクリエイティブの組み合わせが同じであれば、別キャンペーンでも同様の効果が得られています。

【クリックすると拡大します】
アップデート前のキャンペーン(上段)と、アップデート後の類似するキャンペーン(下段)のそれぞれで、三つのクリエイティブ(CR)の配信比率を示した図。上段に比べ、下段ではクリエイティブごとの配信数、パフォーマンスに差が生まれにくくなったことがわかる

野口:これに関連して、「クリエイティブの枯れ問題」も改善しました。複数の広告配信で獲得できるようになったことで、成果の上がるクリエイティブであれば数ヵ月後でも変わらず効果を発揮し続けることができています

 運用工数に関しては、以前であればキャンペーン複製時にクリエイティブを再度入稿しなければいけなかったのですが、今では中身のクリエイティブも一緒に複製できるようになり、工数削減につながっています。

浅香:仰られた通りの効果により、「獲得効率の良いクリエイティブがなくなった時の不安感が解消された」という声を多くのクライアントからいただいています。

 一つのクリエイティブに配信が偏るリスクが分散され、複数配信でユーザーを獲得できるようになったためです。これにより、高い成果のクリエイティブ制作にこだわる必要がなくなり、余裕をもって次の施策に取り掛かれるようになっているようです。

久保田:私が実感しているのはUIの改善です。改善前は他の広告媒体の管理画面と大きく異なり玄人向けのユニークなものだったため、扱える人が限られていました。しかし、2024年7月に管理画面のUIが刷新され他社管理画面とも近いデザインになったことで、誰にとってもわかりやすい仕様に。他の運用担当者でも非常に使いやすくなり、新たな運用担当者を育成しやすくなったと感じています。

チームごとに共通言語が違うからこそ、問題点を咀嚼して共有

MZ:ディスカバリーが今後のスマートニュースやSmartNews Adsに期待していることを教えてください。

野口:私たちの要望に真摯に向き合ってくださり、アップデートいただけたことは本当にありがたいと思っています。とはいえ、改善してもらえれば利便性がより上がると感じている点は他にもあるため、今後もご相談していきたいです。

久保田:広告配信先の選択肢が複数ある中で、SmartNews Adsを選ぶ最大のメリットは「初動からしっかり獲得ができ、小規模の投資で検証ができるソリューションであること」だと思います。この強みを維持しつつ、さらに進化していくことを期待しています。

MZ:スマートニュースとして考える、今回の取り組みから得られた知見や今後の展望を教えていただけますか。

西尾:以前であれば現場からの改善要望を聞いても、その背景にある課題を深く理解できないことが少なくありませんでした。ですが今回の取り組みを通じて、開発サイドでも現場での課題をしっかりと理解した上で改善に取り組むことが、プロダクトを成長させるには重要であると実感しました。

浅香:私も西尾と同じで、本プロジェクトを通して開発サイドとの密な連携の重要性を痛感しました。同じ社内の中でも営業サイドと開発サイドとの間では使っている「言語」が大きく異なります。その事実をしっかりと把握して、「プロダクトが抱える問題点」を咀嚼して伝えることはプロダクトや会社の成長には必須でしょう。私自身もクライアントの想いを社内に伝え、SmartNews Adsをより良いプロダクトにするために日々精進したいです。

佐藤:各業種の方々の声を伺い、その都度「求められていること」や「改善すべきこと」について社内の各プロフェッショナルの知見を持ち寄り、理解を深めることがプロダクトの成長には大切だと思います。

 それを行える組織が私たち「広告開発企画チーム」です。今回の取り組みを基にこうした取り組みを各領域で続けていき、国内のマーケットニーズを最優先にスピード感をもってプロダクト開発に取り組んでいこうと思います。

新しくなったSmartNews Adsを活用してみませんか?

 SmartNews Adsでは、ニュースアプリ「SmartNews」への広告掲出を行うことで、高LTVユーザーを効率的に獲得できます。サービスサイトでは、「業種別数値パフォーマンス」や「SmartNewsユーザーの特徴」などについても詳細をご紹介しておりますので、本記事とあわせてご確認ください。

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この記事の著者

岩崎 史絵(イワサキ シエ)

リックテレコム、アットマーク・アイティ(現ITmedia)の編集記者を経てフリーに。最近はマーケティング分野の取材・執筆のほか、一般企業のオウンドメディア企画・編集やPR/広報支援なども行っている。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

提供:スマートニュース株式会社

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2025/02/18 11:00 https://markezine.jp/article/detail/48114

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