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MarkeZine Day(マーケジンデイ)は、マーケティング専門メディア「MarkeZine」が主催するイベントです。 「マーケティングの今を網羅する」をコンセプトに、拡張・複雑化している広告・マーケティング領域の最新情報を効率的にキャッチできる場所として企画・運営しています。

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Next Leaders' Hint

「自分の仕事が収益につながっている」リーダーの仕事はメンバーに手ざわりを感じてもらうこと【後編】

経営の視座を「持ちたい」と思っているかどうか

廣崎:未経験のメンバーを抜擢するのって、すごく難しくないですか? どんなところを見て素質を見出しているのか気になります。

田岡:専門性の高いメンバーがいても、その人に依存するような状態は避けたいので、意図的に未経験のメンバーを連れて来ていましたね。やっぱり一番大事なのは、経営の視座を持っているかどうか。なかなかハードルは高いのですが「持ちたいと思っているかどうか」が大事なんです。

 持ちたいと思っている人なら、立場を変えてあげることで視座も高くなります。Howのキャッチアップは意外とそんなに難しくない印象です。施策そのものより、その施策の背景にある考え方や、施策を実行するための部門連携のほうが大事だったりするじゃないですか。そのあたりは未経験でもできることがある気はします。

廣崎:そうですね。

このキャリアを選んで大正解だった

田岡:最後に、若手マーケターに対してメッセージをお願いできますか?

廣崎:マーケティングってハイスピードで状況が変わるじゃないですか。生活者の消費行動は刻々と変わり、BtoBの場合は新しいツールも続々と登場してできることが増えていきます。だからこそやっていて飽きないですし、私はこのキャリアを選んで大正解だったと思っています。

 若い方の間で「マーケターになりたい」と思う方や、日本からグローバルへチャレンジする方が増えたらうれしいですね。

田岡:変化が激しいからこそ、BtoCからBtoBへの越境を通じて視野が広がったり、ビジネスパーソンとしての独自性を高めたりできるかもしれませんよね。新しい領域にどんどん飛び込んでみてもいいかもしれない、そう感じることができました。たくさんの学びをありがとうございます!

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この記事の著者

渡辺 佳奈(編集部)(ワタナベ カナ)

1991年生まれ。慶應義塾大学環境情報学部を2013年に卒業後、翔泳社に新卒として入社。約5年間、Webメディアの広告営業に従事したのち退職。故郷である神戸に戻り、コーヒーショップで働く傍らライターとして活動。2021年に翔泳社へ再入社し、MarkeZine編集部に所属。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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2025/02/14 09:00 https://markezine.jp/article/detail/48234

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