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MarkeZine Day(マーケジンデイ)は、マーケティング専門メディア「MarkeZine」が主催するイベントです。 「マーケティングの今を網羅する」をコンセプトに、拡張・複雑化している広告・マーケティング領域の最新情報を効率的にキャッチできる場所として企画・運営しています。

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MarkeZine Day 2025 Autumn

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小さな会社でもECで売上を伸ばせる「LINE接客」成功の法則 SHARP補聴器は購入率42%超に

自社サイトとInstagramから情報発信、販売はLINEで完結

──Atouchを用いたベストプラクティスがあれば教えてください。

 「旬の駅 okuribito 山形」という農作物を取り扱うショップでは、栽培方法にひと手間かけたお米の「つや姫」を生産している農家を支援しています。

旬の駅 okuribito 山形のチラシ
旬の駅 okuribito 山形のチラシ
※クリックすると拡大します

 同社の場合、Instagramの投稿や自社のホームページで"想いやこだわり"を発信し新規顧客を集め、販売はLINE公式アカウントで完結させています。LINEはチラシやDMとも非常に相性が良いです。新規のお客様にはInstagramやLINE公式アカウントを知らせるチラシを配り、既存のお客様にはDMを送信する。これで価格競争に陥りがちなECモールに出店せず、運営コストの負担が大きいECサイトを持たなくても、商品を売り切っています。

──Atouchは、BtoB企業に導入しても成果が期待できるのでしょうか?

 そうですね。BtoB領域にも事業を拡大していきたいと思っています。たとえば、電気工事の事業者に向けて検電器を販売する「マルチ計測器」の場合、アナログな販売方法のみを続けてきました。取引依頼書を書いてもらってから、与信管理を行い振込依頼書を送付してと、売上までに煩雑な事務手続きが必要でした。

 そこでAtouchを導入し、カード決済を利用することで与信管理が不要になり、業務を効率化しました。今では1人の担当者が通常業務の合間に対応しており、年間売上の18%をAtouchだけで実現しています。こうした事例に続き得る企業は、まだまだ相当数に上ると思います。

マルチ計測器のLINE公式アカウントでの購入までのフロー
マルチ計測器のLINE公式アカウントでの購入までのフロー
※クリックすると拡大します

LINE限定商品を販売することでライトな顧客層を獲得

──Atouchは、特に中小企業が成果を上げやすいサービスですが、大企業が効果的に利用するためのノウハウがあれば教えてください。

 大手企業にAtouchを利用していただく際にお勧めしているのが、「LINE限定商品」を作ることです。カジュアルなキャンペーンを開催しやすくなりますし、LINEだけの商品を用意しキャンペーンを行うことでLINE公式アカウントの友だち登録者数が増えます。また、LINE上で完結できるため、キャンペーンのための制作費も必要なくなります。

 実際に大手企業でテストした結果、LINE限定商品の購入者の8〜9割が会員登録していなかった方でした。つまり、これまでスルーされていたようなライトな顧客層も取り込めるメリットがあります。

──最後に、今後の展望について聞かせてください。

 日本の地場産業に携わっておられる方々はみな、もの作りに懸ける思いがとても強いです。我々としては、こうしたこだわりを持った日本の生産者の方々をサポートしていきたいと思っています。販売に関してお困りの方がいらしたら、ぜひ利用してみていただきたいですね。

「売上1,000万円達成」「購入率90%」の成功事例を見る

「Atouch導入初月で売上1,000万円」を達成したハウスクリーニング会社、「友だち登録者の購入率90%」を実現した美容代理店など、成果を上げている企業の取り組みを解説しています。

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この記事の著者

三ツ石 健太郎(ミツイシ ケンタロウ)

早稲田大学政治経済学部を2000年に卒業。印刷会社の営業、世界一周の放浪、編集プロダクション勤務などを経て、2015年よりフリーランスのライターに。マーケティング・広告・宣伝・販促の専門誌を中心に数多くの執筆をおこなう。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

提供:IRISデータラボ株式会社

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2025/07/29 16:24 https://markezine.jp/article/detail/49463

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