クロス・マーケティングは、スマートフォンゲームを月に1回以上プレーする生活者を対象に実施した「ゲームに関する調査(2025年)スマホゲーム編」の結果を公開した。
「スマホゲーム毎日プレー」67%、頻度は5年間ほぼ固定
まず、月1回以上スマホゲームプレーする人にプレー頻度を尋ねると、「毎日」が67%となり過去5年間にわたって大きな変化はなかった。直近1年のプレー時間については「変わらない」が60%、「長くなった」が23%だった。特に15~19歳や20代ではプレー時間が「長くなった」とする声が30%台になった。

人気ジャンルはパズル、位置情報、コマンドRPG
過去1年以内にプレーしたゲームタイトルをジャンル別に見ると、「パズルゲーム(LINE:ディズニーツムツムなど)」が25%と最も多く、50代では31%に。次いで「位置情報ゲーム(Pokémon GO、ドラゴンクエストウォークなど)」が12%、「コマンドRPG(Fate/Grand Orderなど)」が11%、「アクションRPG(モンスターストライクなど)」10%、「シミュレーションRPG(ウマ娘プリティーダービーなど)」8%となった。
世代別に見ると、10代は「音楽ゲーム」、20~30代では「コマンドRPG」、40~60代では「位置情報ゲーム」が2位となった。

課金の中心は「アイテム課金・ガチャ」
1ヵ月以内にスマホゲームで支出した人に内容を尋ねると、68%が「ゲーム内でのアイテム課金・ガチャ」にお金を使ったと答えた。「ゲームアプリの購入(買い切り)」は27%となり、ゲームのプレー体験を拡張するアイテム課金が支出の中心となった。

調査概要
調査主体:クロス・マーケティング
調査手法:インターネットリサーチ
対象地域:全国47都道府県のスマホゲームを月1回以上プレーする15~69歳の男女
期間:2025年6月27日~7月3日
有効回答数:1,145件
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