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四家正紀のネオコミュニケーション遊談

「どうぶつの森」から「涼宮ハルヒ」まで! ブログで振り返る2006年(後編)


ブログで書いたことは自分に戻ってくる

いし
クチコミを仕込むことの是非はともかくとして、「ブログに金を払ってエントリ書かせたほうが結局マーケティング的効果は薄いのではないか?」というエントリで書いたことなんですけど、ロジックの違うものを無理矢理やってもどうせ効果長続きしないんですよね。ブログはブームで終わらないと思っているんですが、この飽きっぽい私がもうすぐ4年目に突入しますから、すごいです。
四家
期待されちゃってるからしょうがない。続けないと。
いし
いや、期待されてるとかは思ったことないですよ。
四家
ROMしてる人を意識するのと、期待を感じるというのとは違いますか?
いし
違いますね。ROMを意識するというはあくまでも結果の話なので、ブログを書くときにはそこまでは思ってないですし。
そもそも、自分のエントリが面白いかどうか、ということについては、自分よりも読んでくれる人の判断の方が正しいわけです。だから、とりあえず出す。
四家
まあ正しいというか、どれも事実ですよね。自分が面白い。読者が面白い。
いし
事実ですけど、書いた側からすると、読み手のほうが「正しい」と思っていいのだろうなと思います。で、反応が起きたものだけが、最終的にちゃんと自分のところに戻ってきてくれるわけです。
四家
戻ってくるというのは たとえばブログのアクセスログから何か発見するとか、アフィリエイトでモノが売れる体験をするとか?
いし
それはなんでもいいです。自分の経験になればなんでもいい。そういう意味では、今日1日のためために書いているわけではないですね。ブログの基本は「自分のため」だと思います。
四家
「自分のため」とは、最初から言われていることだとは思いますが、こうしていしたにさんの1年分のログを見てみると改めてそう思いますね。
いし
だいたい受けると思って書いたエントリほど見てもらえないもんですよ(笑)。ぽろっと出たものが「あれ!」っていうくらい受ける。もちろんちゃんと当てられる人もいるんでしょうけど、ぼくには無理ですね。最近はもうホントに考えて書いてないです。
四家
それも経験の成果ですね。

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この記事の著者

四家 正紀(シケ マサノリ)

株式会社カレン次世代ビジネスリサーチ室長。インターネット広告の草創期からWebマーケティングに携わり、現在はカレンにて次世代販促コミュニケーションについての研究活動と、ブログマーケティング・ブロガーリレーションズ案件のプロデューサーとして活躍。寄稿、講演多数。 ブログ カレン次世代ビジネスリサーチ室ブログ

著書

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2007/02/27 16:33 https://markezine.jp/article/detail/514

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