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ネットマーケを斬る!4大サイト編集長の辛口コラム

仕事術は見た目が9割


いっそのこと寝かせてみる

 2つ目は、「しばらく放置する」あるいは「寝かせてみる」。

 会議の時は重要そうな話題で、なにやら真剣な討議がなされ、今すぐにでもやらなければいけないそうに見える案件があったりするが、会議後「でもどうなのこれ?」と思い、しばらく放置してみると、そんな緊急案件でもなくそのままスルーというようなことをしばしば経験する。

 あるいは、メールの返事なんかも、脊髄反射したいところをグッと堪えて、別のことをやった後、しばらくしてから返事する。

 あるいは、何かのサービスのネーミングを考えている時に、会議ではすごく受けたのだが、一晩寝てみると、夜中に書いたラブレターみたいな「これはひどい」みたいになって頭を抱えるということもままある。

 今は、ビジネス時間が速くなっているので寝かせている暇などないことも多いが、できるだけ、そういったモラトリアム期間を設けて、いったんクールダウンした頭で、案件を考え直すと、以前よりよくなることが多い。忙しいときこそ、肝に銘じておきたい。

今自分のやっていることを少しずつ

 あとは、考えに煮詰まったら歩くとか、メールを見ない(見る時間を決める)とか、とりあえず寝るとか、マンガを読むとか、瑣末なことはあるにはある。でも、これらは、本や何かで読んだからというよりは、結局自分でやりやすいから、安きに流れて流されてやっているだけなのだ。一般化したところでなにかいいことがあるわけでもないし、たぶんそれでいいのだと思っている。

 要は、あなたが探している仕事術なんてものは、たぶんどこにもない(と思う)。

 でも、探している過程で、自分で見つけたメソッドはたぶん一番強いので、それを今は続けるべきだ(と思う)。

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この記事の著者

初代 秋男(ショダイ アキオ)

MarkeZine開始時に、編集長っぽい仕事をしていた人物。現編集長がドバイから緊急帰国しないので、代筆。

 

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2008/09/30 10:41 https://markezine.jp/article/detail/5537

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