「入力が簡単そう」なフォームでユーザーをつかむ
資料請求や申し込みフォームにおけるユーザーの離脱を防ぐ方法はこれまでにもご紹介してきましたが、今回は「さらに一歩」改善するためのテクニックをご紹介いたします。
離脱を減らすためには、「簡単に入力できそうだと思わせる」ことが重要です。例えばECサイトのフォームでは支払い方法や配送方法など、ユーザーにさまざまなオプションを選ばせることがよくあります。選択肢が多いことは利便性にもつながりますが、一方でそれが離脱の原因になっている可能性もあります。ユーザーはフォームが縦に長かったり入力欄が多く見えると、「入力が面倒そう」と思い離脱してしまいがちです。
以下は改善例です。支払い方法を選択するラジオボタンをチェックしたときに「口座振込み」「代金引き換え」の入力フォームを表示させないようにしています 。
選択したオプションに関連した情報だけを出す、言い換えると「要らないものは隠してしまう」のです。クレジット決済をしたいと思っているユーザーには、銀行振り込みや代金引換の注意書きは不要ですから、余計な情報を隠すことでフォーム入力が簡単に見え、離脱を減らせます。
上の例は、JavaScriptのライブラリを活用すれば比較的簡単に実装可能です。選択肢があるフォームには色々と応用できますので、うまく活用してください。