これまでpixivに投稿されていた作品は、その利用方法については作者が個別に対応するしかなく、積極的な二次利用が妨げられていた。その解決方法として定められた「pixivコモンズ」(http://c.pixiv.net)を設定することによって、作品単位で第三者による二次的な扱いについての取り決めが可能となる。
「pixivコモンズ」では、「二次創作許可」「二次利用許可」「転載許可」の3つの目的に対して、7パターンの設定が可能。これによって、pixivの投稿作品や作品世界を用いた二次創作の許可や、作品を使用した動画の公開、Tシャツや名刺にプリントするなどの二次利用や改変、第三者によるウェブでの転載など、二次利用のルールを明確化することができる。
pixivコモンズは2008年12月にpixivで実装され、ニワンゴが提供する「ニコニ・コモンズ」にも対応する予定となっている。
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