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刺さらなければ広告じゃない! WebマーケッターのためのDirect Marketing講座

第1回 オンラインマーケティング全盛のいま、なぜダイレクトマーケティングなのか?


何が「ダイレクト」なのか

 毎朝出勤してPCを立ち上げたとき、皆さんの目にはメール、ニュースなどのデジタル情報が束になって飛び込んでくるのではないでしょうか。あるいは、RSSリーダーに更新情報が山積みになっているかもしれません。

 しかし、想像してみてください。自分が情報の発信者になった場合、はたしてターゲットは無数の中から自分の情報をピックアップし、認識してくれるのでしょうか。皆さんはその自信がありますか?

 私たちの仕事はしばしば、「情報を発信しターゲットが受け取ってくれるように仕組む」ところで終わっているものです。しかし、DRMはそこでミッションが終了するわけではありません。情報をターゲットに直接手渡しし、直接レスポンスを受けることまでが、本来の意味の「ダイレクト」マーケティングなのです。つまり、ここで言う「ダイレクト」とは、以下のすべての意味を含むのです。

  1. メッセージが個人の手にダイレクトに届くこと
  2. 不特定多数ではなく、特定個人を対象としたダイレクトな訴求であること
  3. 顧客とのダイレクトな関係作りを目的としたマーケティング施策であること
3つの「ダイレクト」

 ただし、このようなワンストップのフローには功罪があります。個人をターゲットにしたDMなどは、しばしばその存在自体が広告不信・クライアント不信に「ダイレクト」につながりかねません。そうならないための対策を、我われは常に考えていかねばならないのです。

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「顧客の顔が見える」訴求をしてみませんか?

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この記事の著者

杉山 実(スギヤマ ミノル)

株式会社 電通ワンダーマン インタラクティブマーケティング部 シニアプロデューサー。Reader‘s Digestを皮切りに外資系代理店、大手出版社で広告制作とダイレクトマーケティング、企画・編集を担当。コンテンツビジネスのJVなどを多数手掛け、マーケティングとデジタル・ソリューションの間を行き来する。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2007/02/20 10:12 https://markezine.jp/article/detail/715

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